マカオ旅行初日の夜は宿泊しているグランドリスボアから外へは一歩も出ませんでした。
翌日からの市内観光に備えるため体力を温存したという思いもあったのですが、グランドリスボア内にあるレストランやカジノを散策しようというのが最大の理由です。
まずは、夕食をいただいたのが「粥麺荘」というレストラン。
その名の通り、お粥や麺料理が食べられるレストランなのですが、
なによりも特徴的なのがその麺料理。
粥麺荘でその麺料理をいただくのも今回のマカオ旅行の楽しみの一つでした。
粥麺荘はグランドリスボアホテル内にありますが、宿泊していない人でももちろん食べられます。
ちなみに、粥麺荘からはグランドリスボア名物のカジノが見えますが、写真撮影は厳禁。
カメラのレンズがカジノの方に向いていると、注意を受けます。
グランドリスボアに限らず、どこのホテルのカジノも写真撮影は絶対にNGです。
ルール破りが大好きの中国人でさえ、カジノ内では写真を撮っていませんでした。
粥麺荘の最大の特徴、それは麺の種類です。
6種類の麺があるのですが、中でも特徴的なのが「一根麺」と「刀削麺」
こちらは「一根麺」。
とてつものない一本の麺の長さはなんと3mにもなるそうです。
もちろん途中で切れているなんてことはありません。
あまりの早技で、写真に収めることができません。
という訳で、動画を撮影しましたw
一本の細い麺がムチのように鍋に入っていくのが分かってもらえると思います。
ものすごく高度な技術です!
こちらは「刀削麺」。
麺の原材料である小麦粉の塊をカンナのような刀削麺専用の包丁で削っていきます。
削られた麺はキレイに鍋の中へとダイブしていきます。
刀削麺についても動画を撮影しました。
が、撮影開始とほぼ同時に終了(涙)
一瞬だけですが、その見事な包丁さばきをご覧ください。
プーアル茶です。
食事の脂っこさを流してくれる効果があるプーアル茶は中華料理の時には切っても切り離せません。
ただ、質の悪いプーアル茶は本当に臭くてマズいですよね(涙)
でも、粥麺荘のプーアル茶はかなり美味!
かなり大きめの急須にはお茶用の白湯(さゆ)が入っていたのですが、最後にはほぼ空になりました。
写真では分りにくいですが、湯呑の中にプーアル茶の葉が入っています。
茶葉が口に入らないよう、湯呑のふたを少しだけずらしながら飲みます。
白湯を入れてからすぐだと薄すぎるし、放置しすぎると濃くなりすぎる。
微妙なさじ加減が難しいですが、それも中国茶を楽しむポイントですね。
メインの麺料理とは別に、一品サイドメニューを注文しました。
マカオ料理ではおなじみの蛯子の粉がまぶしてある薄い揚げ春巻きです。
見た目は結構地味ですが、ものすごく美味しかったです!
特に、蛯子の粉と合わせて食べると本当に絶品。
味付けがしっかりしているので、付属のチリソースをつける事はほとんどなく、そのまま食べました。
これはかなりの掘り出し物でした。
注文した料理が一斉に来ました。
メインの麺料理のトッピングとして1人2品ずつ頼むのですが、各品とも結構な量があります(汗)
トッピングと言うから、麺に乗って出てくるものだと思っていたので、ちょっとびっくりしました。
左は茹ワンタン、右は牛肉の五香粉炒めです。
ワンタンにはぷりっぷりの大きなエビがゴロンと入っていました。
牛肉は結構濃い味付けでした。
ちなみに、茹ワンタンを2つ注文したので、もう一皿同じものが届きました。
二人分で合計10個…ワンタンだけでお腹がいっぱいになりそうw
こちらが刀削麺で、スープはあっさりとした豚骨ベースです。
短く太く削られた刀削麺はかなりコシがあり、食べ応え十分。
というか、食べても食べても麺が無くなりません(汗)
かなりの量の麺が入っています。
ちなみに、写真の左にあるトッピングは茹野菜です。
濃い味付けのトッピングが多かったので、ちょうど良い箸休めになりました。
こちらは一根麺で、スープは濃い目の牛骨ベースです。
パッと見、日本そばのようですが、さぬきうどんのようなしっかりとした歯ごたえがありました。
本当に一本なのか、麺を上げてみました。
確かに、一本につながっていました。
スープの味は結構あっさりしてるので、濃い味のトッピングを入れると絶妙な組み合わせになりました。
どちらの麺もかなりの量で、食べ終わる頃にはお腹がパンパンになりました。
味はもちろん、麺職人の麺づくりを見るだけでも価値はあるので、粥麺荘に行けそうな人はぜひ!!!
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