長かったクルーズの旅も終わり、いよいよ帰国です。
AM7:00発の飛行機に搭乗、ということで、当日は朝の4時半にホテルを出発。
朝ご飯を食べる暇も無く、慌ただしく空港に到着しました。
11月下旬ということで、空港もクリスマスのデコレーション。
早朝ということで、長袖の人もちらほらといますが、けっこうもわっとした気温。
クリスマス感はほぼゼロです。
入国と違って、出国は意外とスムーズ。
後ほど、機内で手荷物のかばんを開けたら、中からスプライトがまるっと1本出てきてビックリ。
うっかり入れっぱなしにしていた僕も悪いのですが、コレを見逃したらダメでしょ。
搭乗手続きはスムーズだったものの、すでに搭乗口には人が集まり始めています。
「空港で朝ご飯を食べよう」と考えていたのですが、甘かったみたい。
ちなみに、今回乗るのは、AM7:00発ダラス行きのアメリカンエア。
ゆっくり食べている時間は無い、ということで、コーヒーショップでデニッシュをテイクアウト。
皆さん考えることが同じなのか、長蛇の列で時間内に買えるかどうか微妙だったのですが、無事にゲット。
デニッシュを食べてしばらく経つと、搭乗がはじまりました。
慌ただしい……。
無事、飛行機に搭乗。
まずはダラス、フォートワース空港まで約3時間のフライトです。
「ご飯出るかな?」と期待したのですが、残念ながら飲み物だけでした。
いよいよダラスに到着。
テキサスって感じの風景です。
朝も早かったし、飛行機に乗ったら寝てしまおうと思っていたのですが、やはり眠れず。
意外とデリケートなんです。
ダラス、フォートワース空港に着陸。
とにかく広い。
とりあえず搭乗口まで、と空港内を駆け回っていたら、あっという間に搭乗時間です。
空港で何時間も待たされるのも苦痛ですが、慌ただしすぎるのも考えものですね。
テキサスっぽいお土産物屋さん。
テキサスっぽいインフォメーションのおじさん。
「時間があれば、空港でランチを」な~んて甘いことを考えていましたが、そんな時間はナシ。
あっという間に搭乗時間で、そそくさと飛行機に乗り込みます。
成田とダラスを往復しているので当たり前なのですが、行きと同様に古めかしい機体。
座席間隔が狭く、椅子が硬い。
あと、CAさん、日本人も含めて笑顔ナシ、怖い。
東京まで長い道のりですが、頑張ります。
ジェット気流の関係か、復路は北寄りに進路を取るため、往路よりもさらに2時間ほどかかります。
いよいよ離陸。
アメリカともしばらくお別れです。
成田空港までは13時間半。
マイアミ-ダラス間を含めると、約16時間半空の上ということになります。
なかなか厳しい闘いです。
とにかく時間だけはたっぷりあるので、まずは映画を観ることに。
映画のラインナップはイマイチだったので、ドラマを探したところ「ウォーキングデッド」を発見。
これは面白そうだ、と再生したところ「次回の放送は○分後です」の謎メッセージ。
一体どこの、インターネット中継やねん。
2回ほど見逃してようやくドラマ開始時間(?)に間に合ったと思ったら、料理が配られ始めました。
食事中にはあまりふさわしくない映像が多いので、泣く泣く途中で断念です。
食事はポークとチキンの2種類。
ポークは恐らく酢豚をイメージした中華風のメニュー。
酢豚とは何か?を聞いただけで作った想像料理っぽい。
八角の香りがムダに強く、味付けは醤油辛い上に、酸っぱい。
行きの便で出てきた料理が意外と美味しかったので期待していたのですが、帰りの便はまさに評判通りといった感じ。
JALとの共同運航便なので、往路便での機内食はJALが用意したものだったんですね。
チキンは美味しそうに見えます。
ところが美味しくないんですよ。
米っぽいのはパスタなんですが、味が無い上に、ボソボソしています。
チキンもやたらと塩分が多く、「飛行機でこんなもん食べたら、血管が詰まるわ」と言いたくなるレベル。
どういういきさつを経て、この機内食にゴーサインが出たのか、ナゾです。
ちなみに、機内食はイマイチなのですが、お菓子は美味しいです。
ポテトチップスはかなりレベルが高く、ギャレーに行くたびにもらって食べていました。
朝が早かったせいか、食後は少しウトウトと眠くなってきました。
けっこう眠ったな、そろそろ太平洋上ぐらいかな、と思い現在地を確認するとシアトル上空。
まだ、アメリカ大陸を出てすらいません。
アメリカ広いよ……。
夜食のサンドイッチとアイスにおかき。
サンドイッチが硬い。
サンドイッチとアイスを一緒に保管したらいかんでしょ。
ちなみに、アイスはめちゃめちゃ美味しかったです。
料理はイマイチですが、お菓子系はどれもハズれ無し。
見逃していたウォーキングデッドを観たものの、放送されていたのが、なぜか途中の2話で全く話に付いて行けず。
どういう体勢をとってもお尻がツライ。
トイレは常に使用中。
厳しい状況の中、いよいよ最後の朝ご飯。
またしても八角の香りをプンプンさせながらナゾ料理が配られました。
しかも麺料理。
14時間近く麺料理を放置してたってことで良いのかな。
味はというと、旅行中に食べた美味しい食べ物の思い出が全てリセットされるぐらいの破壊力です。
時間的にも精神的にも長くつらいフライトも終わりが近づいてきました。
結局、行きと同様にほとんど寝ることはできませんでした。
当分、飛行機はコリゴリです。
飛行機はその後、滑走路の順番待ちで成田上空を約1時間旋回し続けました。
結局14時間余りも飛行機に乗り続けたことになります。
その後、成田-伊丹で乗ったJALは最新機ということもあり、大変快適でした。
次回、アメリカに旅行する際には、多少料金が高くても日本の飛行機にしよう、と心に決めました。
今回の旅の戦利品です。
ジャマイカで購入したのはコーヒーに南国っぽいアクセサリー。
グランドケイマンではラム酒をたっぷり使ったトゥルトゥーガというケーキ。
亀の甲羅の形をしています。
カリブの定番お土産らしく、マイアミの空港やノルウェージャンゲッタウェイの船内にも売っていました。
あと、ジャマイカで買い損ねて心残りだったジャークチキンソース。
タートルファームで亀の置物を購入。
メキシコでは石仮面!
ジョジョ好きならプロレスのマスクよりも、絶対に石仮面ですよね。
ちなみに、お土産としてはあまり人気が無いのか叩き売られていました。
「2個買うと40%OFFにするよ」と言われましたが、2個もいらんので1個だけ購入です。
あと、カルーアチョコレート。
メキシコもコーヒーが有名ですが、コーヒーはすでにジャマイカで購入したので、ちょっと趣向を変えてみました。
最後にアメリカで購入したハーシーズのチョコレート。
カリブ海クルーズ、というとなんだかセレブな響きがあり「自分には一生縁が無いもの」なんて思っていました。
しかし、カリブ海はクルーズ船の激戦区で、意外とリーズナブル。
早割や直前割引を利用すれば1泊1万円台に抑えることも可能。
しかも、3食込みのお値段なので、ホテルに宿泊するよりも断然オトクなんです。
デメリットとしては、一箇所あたりの滞在時間が短いため、じっくりと観光できないことでしょうか。
一カ国一観光地が限度で、複数の観光地を訪れるのはかなり厳しいです。
また、たいていの船は夕方には出港してしまうので、夜景やナイトマーケットを楽しむことはできません。
しかし、寝ている間に次の寄港地に連れて行ってくれるというのは、想像以上にラクです。
食事の心配をする必要も無く、疲れたらスグに部屋に戻って眠れるのもありがたいですね。
今回のカリブ海クルーズを機に、今後もクルーズ旅行に挑戦していきたいと思います。