今回のクルーズ中に利用した施設もしていない施設もとりあえず全て写真に収めました。
実際に乗船して様々な方とお話をして気付いたのは、意外とリピーターが多いこと。
2回目、3回目という人もいれば、もう10回以上乗ってるという人も。
高級感はあるものの、程良いアットホーム感が人気なのかな、と思いました。
船の14階にあるブッフェ形式のレストラン、ホライゾンコートです。
無料で食べ放題とあって、船内一の危険ゾーンとも言えます。
水とコーヒー、レモネードが無料。
紅茶はファミレスのドリンクバーのように、様々な茶葉が用意されています。
夜は、「イタリア料理」や「モンゴル料理」などテーマに沿って毎晩変わるので飽きません。
船内のステージに出演しているゲストの方がフツーに料理を食べているのに遭遇したりしてちょっとビックリします。
色とりどりのケーキが全て食べ放題です。
普段、日本のケーキを食べ慣れているとかなり甘ったるく感じます。
船内の料理に関しては、日本人の副料理長が全て監修されているとのこと。
ただケーキなどデザートは、アメリカのサイズ、味をそのまま提供しているそうです。
なので、「料理に対してデザートのボリュームが多い」「デザートがハンパなく甘い」と感じることが多かったです。
お陰で、ケーキを食べ過ぎること無くやり過ごすことができました。
ダイヤモンドプリンセスは料理やサービスなど、日本人のニーズに応じてかなり改良が繰り返されているとのこと。
デザートもそのうち日本人好みの甘さ控えめになるかもしれません。
船内には屋外、屋内、ジャグジーも含めるとかなりの数のプールがあります。
5月という季節のせいか、客層によるのかプールを利用している人はほとんどいませんでした。
たま~に外国人がゆうゆうと貸し切り状態で泳いでいるのを見かけるくらいです。
プールは寄港地の海水を汲み上げているとのことで、なんちゃって海水浴気分も味わえます。
プールサイドにあるスワールズアイスクリームバー。
ソフトクリームが無料で食べ放題です。
味はバニラ・チョコ・抹茶の3種類。
とにかく船内の随所に食べ物の誘惑があります。
下船すれば増えた体重は元に戻る(はず)なので、クルーズ中は食べたいものを食べましょう。
トライデントグリルはプールサイドの軽食レストラン。
ピザやホットドッグが無料で食べ放題です。
スワールズアイスクリームバーと並んで魅力的なコーナーです。
船内には美容室もあります。
フォーマルデイに利用する人も多いようです。
日本語が通じるので、安心感があるのが良いですね。
さらにフィットネスジムです。
規模はそれほど大きくありませんが大人気で常に満員状態でした。
やはり皆さん健康意識が高いようです。
エステサロンもあります。
お値段は少々高めですが、カップルで施術を受けることもできるのだとか。
また、エステ以外にも鍼やフットマッサージなども行っているそうです。
観光で歩き回って疲れた時などに利用すると良いかもしれません。
船内にはバスケットコートも併設されています。
ただ今回は5月出港ということもあり、乗船している子供の数もまばら。
バスケットコートは開店休業中といったところでしょうか。
基本的に、ダイヤモンドプリンセスは60代以上の年配の乗客が多く、子連れの乗客は少ないとのこと。
夏休みなどは子供の数もググッと増えるようですが。
ミニゴルフコースは非常に分かりにくい場所にあり、最終日にようやく発見。
ゴルフは人気がありそうです。
怪しげなネオンのナイトクラブ、スカイウォーカーです。
足を踏み入れるのに勇気が要ります。
しかし、店内は見晴らしの良いラウンジ。
夜の海を眺めながらのんびりとお酒を楽しむことができます。
ペリカンズは3歳から12歳までの専用ラウンジ。
いわゆる託児所といったところでしょうか。
子供の心配をせずに、船内のアクティビティや寄港地の観光を楽しめるのは良いですね。
13歳から17歳までのティーンエイジラウンジもあります。
ペリカンズに比べるとややスタイリッシュな感じでしょうか。
親は親、子供は子供で各々船内生活を楽しむことができます。
連休明けの5月ということもあってか、ペリカンズもティーンエイジラウンジも利用者はほとんどいませんでした。
さらに日本発着のダイヤモンドプリンセスならではの施設が温泉。
予約制で1回20$となかなかのお値段なのですが、かなり人気のようでした。
温泉自体はめちゃめちゃ広い!というワケでは無いのですが、何と言っても見晴らしが最高。
海を眺めながら温泉に入るなんて体験、そうそうできません。
夜は11時まで開いているそうですから、観光から帰ってひとっ風呂なんてのも良いと思います。
泉の湯の露天風呂、というよりも屋外プール。
さらに長期のクルーズで嬉しいのはランドリーが併設されていること。
トランクに詰めた衣類ってどうしてもしわくちゃになってしまうものです。
わざわざランドリーサービスに出すのも、もったいない気がします。
そんな時に、ランドリーを利用すれば自分でアイロンがけだってできます。
帰国前の終日クルーズを利用して洗濯しておけば、帰国後、大量の洗濯物に煩わされることもありません。
船内には24時間利用可能なインターネットセンターがあります。
ただ、お値段が高く1分79セント。
接続状況も悪く、アクセスするのに時間がかかるとのこと。
うかつにメールチェックなんてしていると、知らない間にとんでもない金額になってしまう可能性大です。
ネットに接続できる時間は寄港地に停泊している間と、船がまだ陸から離れていない間のみ。
クルーズ期間は実質ネット断食期間と割り切った方が良いかもしれません。
カジノは日本・台湾の領海内では営業できないのか、ほとんど営業していませんでした。
終日航海などで陸から離れた時にちょこっとオープンしているのを見かけたぐらいです。
あまり本格的なカジノではなく、雰囲気を楽しむといった感じ。
ダイヤモンドプリンセスの船内には日本料理レストランもあります。
「海」はその場で握ってくれる本格的なお寿司屋さんです。
料金はアラカルトですが、比較的お手頃なセットメニューも用意されています。
予約不要なので、「たまには日本料理が食べたいな」という時に利用するのも良さそうです。
サバティーニは本格的なイタリアンレストランです。
29$のチャージ料金のみで好きなメニューを選ぶことが可能。
今回は利用していないので分かりませんが、ワインなどお酒は別料金かもしれません。
予約制なので、気軽に利用できないところがちょっと難点でしょうか。
しかし、常にお客さんがいっぱいでかなり人気のレストランのように見受けられました。
クラブフュージョンはバーを併設したクラブ。
このクラブ、毎日、というか毎晩大盛況。
というのも、クルーズ船に乗って社交ダンスをする人がめちゃめちゃ多いんです。
クラブフュージョンも乗船して間もなく、「おや?ここは何?」と覗きこむと既にダンスにいそしむ人たちが。
普段、社交ダンスを習っている人は、ここぞとばかりにクルーズ船で日ごろの成果を発揮しているようです。
エクスプローラーラウンジはステージが併設されたラウンジ。
お酒を飲みながら、ライブを楽しむことができます。
アトリウム横のロビーです。
ホライゾンコートのコーヒーはまあまあですが、こちらのロビーの有料コーヒーは美味しいともっぱらの噂でした。
あと、たまに無料のケーキやサンドイッチなどがそっと控え目に置かれているので要チェックです。
船内の随所でプロのカメラマンが撮影をしてくれます。
撮影した写真は後日フォトグラフィー&ビデオギャラリーに掲示されます。
日付と場所を頼りに自分の写真を探して、気に入ったものがあれば購入。
購入してもしなくても良いので、とりあえず写真は撮影してもらっておくと良いです。
船内には免税店もあり、その一角だけまるでデパートの中のような雰囲気です。
随所にセールをやっているのでちょこちょこと中を除いて見るのも楽しいかもしれません。
船内にはなんと図書室まであります。
日本発着船ということもあり、日本の小説や旅行ガイドなども充実しています。
長いクルーズ期間なので、時間を持て余すかもしれないと思い、僕も何冊か本を持参してきました。
だけど、1冊も本を読むことはありませんでした。
せっかく図書室がありますが、のんびりと本を読んでいる時間はほとんど無いと言ってしまっても良いかもしれません。
毎晩、様々なショーが行われているのがプリンセスシアターです。
収容人数700人というからスゴイですよね。
また、観客席とステージが近い。
ぜひとも早めにスタンバイして、前列でショーを堪能したいものです。
船内には卓球台もあります。
台は2台だけなので、競争率は高めかな。
プラチナムスタジオでは本格的な撮影スタジオでプロのカメラマンが撮影してくれます。
記念日やイベントで乗船している場合には、記念に写真を撮影してもらうと良い思い出になりそうです。
クルーズ船にはつきもののアートギャラリーもあります。
「お、この絵なんかウチのリビングに飾ると良いんじゃないかな」
と、想像しながら見ていると、何となく楽しい気分にもなります。
サンクチュアリは入場料金20$の有料リラクゼーションスペース。
椅子のクッションがふかふかで寝心地が良さそうです。
別料金でマッサージも頼めるとのことで、ラグジュアリーな一時が過ごせそうですね。
船で必ず見かける謎ゲーム。
専用のスティックでディスクをスライドさせて、数字の入っているマスに入れば得点。
という単純なルール。
老若男女誰でも楽しめます。
船内には医務室もあり、安心です。
ただ船内=海外なので、保険適応外となります。
高額な診察料が科せられるので、なるべく利用しない方が無難。
他の海外旅行同様、常備薬は必須です。
船内には随所にラウンジやバーが設けられています。
お酒を飲まない僕はあまり利用することが無いのですが、素敵な雰囲気です。
ホイールハウスバーは落ち着いた雰囲気のバー。
クルーナーズバーはピアノの生演奏を聞き、海を眺めながらお酒を飲むことができます。
ついついお酒の量も進んでしまいそうですね。
チャーチルズバーはウィスキーバーだそうです。
ダイヤモンドプリンセスに限らず、クルーズ船はとにかくお酒を飲む場所が多いです。
そして、お酒の値段は比較的高めとのこと。
お酒が貴重な収益源なんですね。
屋外にあるのはトレードウインズバーだったかな。
数少ないタバコの吸える場所です。
お酒好きな人なら、毎日違ったバーでお酒を飲むのも良いかもしれません。
ということで、ザクッと船内施設の紹介をしました。
とにかく、船内は広くてまだまだ僕も知らない施設が隠れていそうです。
クルーズ船というと、敷居の高いイメージがありますが、ダイヤモンドプリンセスは程良くカジュアルで居心地がとても良い。
堅苦しすぎず、カジュアルすぎず、クルーズ初心者にはピッタリな船ではないかと思います。
また、スタッフはだいたい日本語が通じるので、言葉の心配もありません。
クルーズ船=値段が高いイメージがありますが、早割、直前割を利用すれば5ケタで乗船することも可能。
普通に海外に行くよりも断然オトクだったりします。
ダイヤモンドプリンセスの料理は基本的に何を食べても美味しいです。
量も控え目で、日本のレストランでいただくのと変わりありません。
その一方で、デザートの量がずしんと多いので、結果として食べ過ぎてしまいます。
個人的に非常に重宝したのが、ホライゾンコートに置いてあったペパーミントティー。
食後にペパーミントティーを飲むと胃がスッキリとして、胃腸薬のお世話になることも少なかったです。
なんでもペパーミントティーには胃もたれを解消する働きがあるとのこと。
次回以降、旅行には忘れずに持参しようと思っています。
前回乗ったカジュアル船のノルウェージャンゲッタウェイと今回乗ったプレミアム船のダイヤモンドプリンセスの違いをまとめてみました。
(※参考:ノルウェイジャンゲッタウェイの乗船記はこちら)
ノルウェージャンゲッタウェイの良い点
・食事の時間、場所が自由
・ソフトドリンクが飲み放題
・フォーマルデーが無い
・小さな子供が楽しめるアトラクションが多い
・オプショナルツアーがコンパクト(がちがちに詰め込まれていない)
ダイヤモンドプリンセスの良い点
・料理のクオリティが高くて基本的に何を食べてもハズレ無し
・日本発着なので、移動が少なくてラク
・船内で日本語が通じる
・部屋が広く、内装が豪華
・子供が少なく、落ち着いた雰囲気を楽しめる