マカオ旅行3日目(ポークチョップバーガーの朝食と世界遺産めぐり)

マカオ
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マカオ観光3日目は引き続きマカオの世界遺産巡り。
この日は主にセナド広場の北側にある世界遺産を訪れようと思います。
果たしてマカオの世界遺産30個を完全制覇できるのか?

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ホテルを出てスグの場所にあるアズレージョ。
アズレージョとはポルトガルの装飾タイルのこと。
「アズール=青」という名前の通り、独特の美しい青色が使われています。
実はこのアズレージョの美しい建物は小学校。
子供たちが普通に通学していました。

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観光前にまずは腹ごしらえです。
金馬輪でマカオ名物ポークチョップバーガーをいただきます。
お店は開店直後から満席。
地元の常連客でにぎわっています。
店内はそれほど広く無く、座席は相席なのでちょっと窮屈。
同席の女性は毎朝出勤前に、この金馬輪で朝ご飯を食べているそう。
僕らが日本から来たと言うと、「妹が日本人と結婚して東京に住んでいる」とのこと。
日本との意外な繋がりにビックリです。

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コーヒーとカフェオレを注文。
なみなみと注がれています。
コーヒーは濃厚な風味でス○バよりもお値打ちで美味しいかも。
家の近くにこんなお店があれば、確かに毎朝立ち寄ってしまうかもしれません。

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そしてお待ちかねのポークチョップバーガー。
ボリューム満点のポークチョップがパンから大きくはみ出しています。
ポークチョップはお肉本来の味を活かしたシンプルな味付け。
じゅわっとジューシーなお肉がちょっとハードなパンと良く合います。
しっかりと厚みのあるお肉で食べ応え満点です。
でも油っこさや重さは無くて、ペロッと1枚完食できる美味しさ。
マカオに居る間にもう一度くらい食べたいな。

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世界遺産巡り2日目のまず最初は、セナド広場のすぐそばにある関帝廟。
関帝廟の内部は他に観光客もおらず、ひっそりとしています。
関帝廟は三国志にも登場する、関羽を祀った寺院。
商売の神様とされており、日本でも横浜や神戸など中華街のある街には関帝廟があります。
マカオの関帝廟「三街会館」は特に世界遺産ならでは、という特別感は無いかな。
多分、言われなきゃ世界遺産とは思わないです。
ただ、この関帝廟、プチパワースポットでカジノへ行く前にお参りすると勝てる、と言われています。
マカオでカジノをする際には、ぜひ立ち寄りたい場所です。

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続いて訪れたのが、仁慈堂。
この仁慈堂はセナド広場に面して建っているので、探す必要も無く、スグに「あれだ!」と分かります。
1569年に初代マカオ司教ドン・ベルキオール・カルネイロによって建てられたとのこと。
一見、教会のようにも見えますが、航海で家族を失った人々の救済のために建てられた慈善施設だそうです。
2階は博物館になっていて、カトリック関連の芸術品が展示されています。
建物の中まで観光する人は少ないのか、内部は人が少なくひっそりとしていました。

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大堂広場の壁の裏側にあるアズレージョ。
見逃してしまいそうな場所にあるので要注意です。
イラストは清代の中国を描いたものでしょうか。
ポルトガル風のアズレージョと中華風のイラストのミスマッチが面白いです。

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壁沿いに歩くと、大堂広場へ到着。
この広場も世界遺産です。
世界遺産というよりも、近所の人がのんびり憩う公園といった感じ。
セナド広場からさほど離れていないのですが喧騒が無くホッと落ち着きます。
さらに奥に見える建物がカテドラル(大堂)です。

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カテドラル内部には美しいステンドグラスがあるので必見です。
ここまで来る観光客が少ないのか、地元の信者と思われる人が一人二人います。
一歩建物内部に足を踏み入れると、まるでそこだけ時間が止まっているような、しんとした空気が漂っています。

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続いて訪れたのは盧家屋敷。
1889年に建てられた盧華紹の邸宅です。
一見、見逃してしまうほど周りの風景に自然に溶け込んでいます。

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外観の地味さ(失礼)とは打って変わって、内部は広々として解放感があります。
伝統的な中国の家屋なのですが、西洋風なテイストがところどころに感じられるのが面白い。
野暮な例え方をすれば、高級中華レストランのような雰囲気です。
石造りの建物だからか、邸内に入ると少しひやっと涼しさが感じられます。
日本の建物と違って木のぬくもりが無いため、余計にひんやりと冷たく感じるのかもしれません。
「冬は寒そうだな」と思いましたが、よく考えたら、ここはマカオなので冬でもさほど寒くならないですね。

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「今日はよく来たね。まあ、ゆっくりしていってくれたまえ。」
と、つかの間の華僑大富豪気分を満喫。
後ろの窓枠、よく見ると「富貴栄華」の文字になっています。

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盧家屋敷を後にして続いて向かったのが、聖ドミニコ教会。
黄色い壁がなんともかわいらしい教会です。
この聖ドミニコ教会は1587年にメキシコのドミニコ会修道士によって創建されたとのこと。
中に祀られている聖母マリア像が「バラの聖母」と呼ばれていることから、別名バラ教会とも呼ばれているそうです。
特徴のある建物は人目を引くのか、一大撮影スポットとなっていました。
しかし、外観の写真だけを撮影して帰ってしまう人がほとんど。

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しかし、聖ドミニコ教会のみどころは、教会内部の聖母マリア像。
豪華絢爛な祭壇は必見です。
さらに、教会奥の鐘楼は美術館になっています。

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聖ドミニコ教会内部の美術館。
なんと300点もの宗教品が展示されています。
教会も含めて、美術館は入場料など一切不要。
正直、宗教品に関しては良く分からないのですが、一見の価値ありです。

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聖ドミニコ教会を後にして、マカオのシンボル的建物とも言える聖ポール天主堂へと向かいます。
聖ポール天主堂へ近づくにつれて、観光客とお土産物屋さんが増えてきました。
まるで初詣のような賑わいです。

 

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