奥日田温泉うめひびきと博多旅行2日目〜特急ゆふとマリンワールド海の中道〜

日本
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おはようございます。
幻想的な朝です。
さっそく、部屋の露天風呂で朝風呂を満喫!
といきたかったのですが、屋外のあまりの寒さに命の危険を感じて断念。
大浴場でほかほかに温まりました。

お風呂にも入ってしゃっきり目が覚めたら朝食です。
朝食も個室ダイニングでいただきます。
大山渓谷を眺めながら朝食がいただける素敵な部屋です。

見た目にも鮮やかな朝食。
さらに、ブッフェ形式でサラダと飲み物があります。

まずは人参ジュース。
人参の甘味がギュッと凝縮された濃厚な味。
体に良さそうです。

大分県産権鮎の南蛮漬け。
鮎のほろ苦さと酸味が絶妙です。
しゃきっと目が覚める感じ。

謎の黒い粒々は黒千石小粒納豆。
一般的な納豆に比べると、ニオイが控えめで豆感が強い印象。

梅鹿尾菜のふりかけ。
これはご飯が進みます。
梅とひじきは最高の組み合わせですね。

さらに卵焼き、秋刀魚紅梅煮、明太子。
朝ごはんには随所に梅が使用されているのがうれしい。

とろりと煮込まれた茄子煮浸し。
朝から幸せな気分になります。

鮭の味噌焼きはなんと粒マスタードを付けていただきます。
焼き鮭に粒マスタード???
いらないんじゃない……。
と半信半疑でしたが、せっかくなので付けてみることに。
すると、これが衝撃の美味しさ。
なんで、今までこういう食べ方がなかったの?
というくらい鮭の塩味にマスタードの風味が合います。
「今度、家でもやってみよう」
と思いました。
ちなみに、このマスタードは市販のマスタードほど酸味が強くなかったです。

焼蓮根黒胡麻豆腐は、お出汁がひたひたに染みた衣にむっちりとした食感の胡麻豆腐が絶品。

そして、梅入りいかしゅうまい。
サクサクの衣にジューシーなお肉、さらに梅のさっぱりとした後味で後を引く美味しさです。
一つ一つの料理にこだわりが感じられます。

ドリンクバーは日田天領水とオレンジジュース。
せっかくなので、日田天領水をいただきます。

ゆずはちみつにくまもと牧場牛乳。

暖かい飲み物はハーブティー。

さらにホットコーヒーが用意されています。
ホットコーヒーは紙コップで持ち帰りも可能。
レストラン横のあさもやテラスでコーヒーを飲んでいる方もいました。
外はとにかく寒いので、私たちは個室から景色を楽しみたいと思います。

八女茶もあります。
九州の味覚大集結!といった感じでしょうか。

サラダはドレッシングが2種類。
私はごまドレッシングでいただきました。
どの食材も一様に美味しいのですが、野菜の美味しさは群を抜いています。

たまごかけご飯用の生卵もありました。

ご飯は炊き立てが釜で届きます。

ふっくらつやつや。
ご飯をおかずにご飯が食べられるのでは?
というくらい美味しそう。

香の物にはやはり梅干しがありました。
ふだんはどちらかというと大粒のぽってりとした梅干しをお箸で少しずつちぎりながら食べるのが好みです。
でも、この梅干しは小粒でもしっかり果肉を感じることができてかなりお気に入り。
残念ながら、昨日、梅酒蔵おおやまでは大粒の梅干しを買ってしまいましたが、こちらを買ってもよかったなと思いました。

蓋物はりんどうポークと季節野菜。
夕食とはまた違った豚肉が登場です。
こちらもクセがなく脂が乗ってて非常に美味しい。

びっくりなのは、このソース。
「ああ、ゴマだれね」
とお肉を付けて食べたところ、あれ?なんか違う!
鮭マヨのような濃厚な味。
なんと、鰹のフレークソースとのこと。
お肉に魚となんとも斬新な組み合わせ。
朝からびっくりです。

デザートは焼き芋のスイートポテト。
さつまいもの濃厚な甘味にオレンジの酸味が、爽やかな美味しさ。
コーヒーを飲みながら、のんびりと過ごしたいところですが、実は9時には出発せねばなりません。
本来ならもうひとっ風呂、部屋の露天風呂に入りたいものですが、それも断念。
断腸の思いでチェックアウトをし、
「次回はもっとチェックアウトぎりぎりまで居座るぞ!」
と心に決めました。

泣く泣く、旅館をチェックアウトし、日田駅へ戻ってきました。
今回乗車するのは10時発の特急ゆふ。
この列車で一旦、博多へと戻ります。

やって来ましたゆふです。

座席は往路で乗車した「ゆふいんの森」号よりもゆったりした感じ。

座席間の通路もゆふいんの森号より若干広い印象。
乗客はゆふいんの森号同様に、アジア系の外国人が多いように見受けられました。

のどかな風景を通過します。

到着しました。
博多駅です。
曇ってるし、雪か雨かわからんものが降ってるし、風は強いし、日田より寒いよ。

しかし、寒さに震えている場合ではありません。
次の目的地「マリンワールド海の中道」へと移動します。

無事に天気は持ち直したようです。
ただ、海辺に近づいたことで寒さと風は格段にパワーアップしています。
寒い。
とにかく寒い。
早く館内に入ろう。

館内は人、人、人。
めちゃめちゃ混んでます。
とにかく急ぎ、イルカショーへ。

超満員です。
幸い、座席はシートヒーターになっており、じんわり暖かい。
ありがたや。

イルカの前にアシカショーが始まりました。
コミカルな動きがなんともかわいらしい。
愛嬌があって、可愛くて、賢くて、しかも器用。
勝てる要素が一つもないですね。

続いてイルカショー。
ショーの前に自主練してたのを私は見てましたよ。

イルカたちの中に、妙なイルカが1頭混じってる。
と思いきや、コビレゴンドウクジラのユキちゃんだそうです。
イルカショーは何度か見たことがありますが、クジラショーは初めて見ました。
ユキちゃんのジャンプは大迫力です。

ユキちゃん上手く撮影できなかったので、看板で。

館内はバーゲン会場のような人だかり。
うへー。
水槽に近づくのも一苦労です。

美味しそうな魚を激写。

ムツゴロウです。
想像していたよりも小さい。

大水槽ではサメが泳いでいます。

人混みを避けてたどり着きました。
屋外のペンギン展示場です。
屋外はさすがに人が少ない。
けど、激寒!!!
心なしか、ペンギンも寒そうに見えます。

そして、この日一番寒さに震えた「GO!GO! アザラシ」。
間近でアザラシのユーモラスなパフォーマンスが見られるので、おすすめではありますが……。
「わー、かわいいねー」
「うひー、寒い~」
「寒い、寒い、寒い!!!」
の繰り返しです。
電熱ヒーターベストとカイロを持ってこなかったことを深く反省しました。

寒さに凍えて、館内へ戻って来ました。
大水槽にはダイバーさん。
優雅に泳ぐダイバーさんを見てると、水中の方が暖かそうに見えてきます。

人の少ない場所を求めて館内をうろうろ。
なんだかシュールなアザラシを激写できました。
しかし、人の少ない場所は寒い。
暖かい場所は人だかり。
まぁ、そうなりますよね。
真冬の水族館、ナメてました。

続いて、ペンギンたちが展示施設から小屋に帰る「おやすみペンギン」。
飼育員さんに誘導されるペンギンたち。

運ばれるペンギンもいます。

本来はパレードで帰宅するそうです。
冬の間は鳥インフルエンザ予防のためカートで帰るとのこと。
1羽ずつ手渡しでカートに乗せられてゆきます。
大人しくカートに乗せられるペンギンはなんとも可愛い。

なんともシュールな光景。

飼育員さんに引かれて、ペンギンたちが帰って行きます。

再び屋内展示へ戻って来ました。
幻想的なクラゲの展示です。

タッチプールは大賑わい。

マリンワールドの人気者、ラッコのリロくん。
残念ながら2025年の1月に亡くなりました。
ラッコ水槽の傍には、リロくんを偲ぶ展示コーナーが設けられています。
亡くなってしまったことはもちろんとても悲しいことです。
ですが、大勢のファンに愛されて、飼育員さんに見守られて亡くなったのなら、
それは幸せな最期だったに違いない。
と、考えると悲しい気持ちも少し和らぎます。

とはいえ、空っぽの水槽を見ると喪失感が拭えません。
って、あれ?
アザラシが泳いでる。
ラッコ水槽には早々にアザラシが引っ越して来ています。

人懐っこいアザラシに癒されます。

マリンワールドを後にして、再び博多へと戻ります。

おそらく、乗客の90%ぐらいは韓国人旅行客であろうバスに乗車します。
私の住んでいる京都だと、電車などの行き先案内は日本語に英語、中国語、韓国語といったところ。
しかし、この西鉄バス日本語と韓国語の案内しかありません。
「そんなに韓国人旅行客が多いのか」
とちょっと衝撃。
まぁ、地理的に近いですからね。

博多に到着しました。
福岡城です。
残念ながら今回の目的は福岡城ではありません。

水炊きを食べに来ました。
今回訪れたのは水炊き専門店「橙」。

店内は予想外の雰囲気。
お鍋の専門店というよりは、居酒屋のような感じです。
しかも、夕方の5時半だというのにほぼ満席。
大人気です。

まずはお通し。
茹で鶏に味噌ベースのゴマだれがかかっています。
鶏肉はしっとり柔らかで臭みもなく食べやすい。
濃厚なゴマだれが合います。

注文したのはもちろん水炊き。
プリッと肉厚な骨付きの鶏肉はもちろんですが、目を惹くのは黄金色のスープ。
絶対に美味しいに決まってます。
まだ、食べていませんが〆は雑炊に決定です。

スープ美味しそうだな、と思っていたら注いでくれました。
ネギを加えて、塩を少々。
絶品です。
鍋ごと飲み干せそう。
寒さに凍えていた体に染み渡ります。

プリップリの鶏肉はポン酢でいただきます。
ポン酢は酸味が控えめで、ジューシーな鶏肉との相性抜群。
少しお行儀が悪いですが、齧り付いていただきます。

続いてつくねと手羽中。
全て店員さんがタイミングを見計らって調理しにやって来てくれます。

ぷるんと柔らかな手羽中は柚子胡椒との相性が抜群。

そして、鶏肉の旨味がギュッと凝縮したつくね。
無限に食べられそうです。

鶏の旨味満々のお鍋に野菜を投入。

絶品スープをたっぷり吸収した野菜たち。
野菜と鶏肉の旨味が渾然一体となったスープが噛み締めるとジュワッと口の中に広がります。
今旅何度目かの
「野菜って美味しいんだなぁ」
という実感を噛み締めました。

お鍋を完食して、ちょうど腹八分ぐらい。
ふだんの食事ならここで、「ごちそうさま」と言いたいところです。
しかし、どうしても唐揚げが気になる。
ということで、一人前(2個)を二人でシェアすることに。
サクッとジュワッとジューシーな唐揚げは注文して大正解。

そしてももちろん、〆は雑炊。
水炊きを食べる前から楽しみにしていた雑炊です。

雑炊は少しスープ感が残った状態。
出汁の美味しさを余すことなく堪能できる一品です。
ほっかほかに温まって、身も心も胃袋も満たされました。

博多に戻って来ました。
本日宿泊するホテル「ブラッサム博多中央」です。
雪がちらつく極寒だったので駅から近いホテルを選んで正解でした。

部屋は広くはありませんが、清潔で快適。

フリーのミネラルウォーターも用意されています。

妙な場所にウォシュレットのボタン。

水回りも設備が新しくて清潔で使いやすい。
ちなみに、アメニティはフロントにアメニティバーがあるので、そこで必要なアイテムを持って帰ります。
寒くて震える1日でしたが、温かいシャワーを浴びてゆっくり休みたいと思います。

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