奥日田温泉うめひびきと博多旅行1日目~館内設備&夕食~

日本
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道の駅「水辺の郷おおやま」を後にして、到着しました。
本日宿泊するお宿「奥日田温泉うめひびき」です。

フロント横には諫山先生のサイン。
こちらの奥日田温泉うめひびきにはサウナラウンジも設けられているとのこと。
なんでも宿泊中、貸切でサウナを堪能できるそうです。

チェックインはお部屋で行うとのこと。
仲居さんに案内されてお部屋へと向かいます。
館内はそのまま裸足で歩くことが可能。
(希望者にはスリッパを貸してくれます)
些細なことですが、これがまためちゃめちゃ楽ちん。

お部屋は客室露天風呂付きの南高。
広くてゆったりとした間取りで、何よりも景色が素晴らしい。

大山渓谷を眺めながら露天風呂を堪能できます。

いわゆる和洋室というタイプのお部屋かな。
和室ですがベッドが設置されており、広々としたスペースが確保されています。
梅の木のシルエットが照明で浮かぶヘッドボードもおしゃれです。

露天風呂付きですが、内風呂もちゃんとあります。
今回の宿泊ではシャワーのみ利用しました。
内風呂と露天風呂がつながっていないので、その点は少し動線が悪いかも。
ただ、露天風呂は露天風呂として楽しめば特に問題はないかな。

洗面所も明るい、広い、きれいで快適。
アメニティは雪肌精です。
その他のシャンプーなどのアメニティはネイチャーアンドコーが使用されています。

歯ブラシやボディタオル、シェーバーなども揃っています。
こだわりがなければ、洗面用具はほぼ手ぶらで宿泊できそうです。

バスタオルとフェイスタオルはそれぞれ2セットずつ用意されています。
大浴場にはバスタオルが無いので、お部屋のバスタオルを用意してくださいとのこと。
2セットずつあれば、大浴場、客室露天風呂どちらも十分堪能できます。

さらに館内着と靴下に巾着。
靴下と巾着は持って帰っても良いとのことです。
館内着は、病院の検査着っぽい仕様で非常に快適な着心地。
浴衣は着慣れていないとはだけてしまいますが、そんな心配もありません。

さらに館内移動用のバッグ。
こちらも持ち帰りOKとのことでした。

トイレは入り口すぐの場所に設けられています。
こちらも広くて明るくて快適。
手拭き用のペーパータオルが設置されているのも嬉しい。

無料のドリンクは「日田天領水」。
「日田に来たからには絶対に天領水を飲まねば!」
と思っていましたが、ホテルの部屋にありました。

さらに梅こぶ茶に八女茶。
UCCのドリップポッドのマシーンが置いてあり、カプセルコーヒーを飲むこともできます。

本来であれば、テラスで梅を眺めながらのんびりコーヒーでも飲みたいところ。
しかし、天気は良いですが外は極寒。

梅の花もほとんどが蕾です。

梅酒蔵おおやまが17時に閉館するとのことで、急ぎやってきました。

館内は1階がお土産物売り場になっています。
梅酒と梅干し、その他梅グッズ(?)が盛りだくさん。
梅好きには心がときめく場所です。

さらに高級そうな梅酒の数々。

「進撃の巨人」パッケージはお土産にも良さそう。

2階に上がると工場を見学できます。

実際に梅酒を製造する工程が見られます。
この日は休日だったので、ラインは止まっていました。

こんなところにも諫山先生のサインが。

このタンクの中に梅酒が詰まっているのでしょうか。

階下では樽で梅酒が熟成されています。
さすがにこちらは立ち入り禁止。
時間をかけてじっくり丁寧に梅酒が作られていることがわかります。

じっくり熟成された梅酒がどんな味わいなのか非常に気になりますよね。
梅酒蔵おおやまでは梅酒を試飲することができます。
ぜひとも最高級の梅酒を試飲してみたいところ。
ですが、なんと私、お酒が一滴も飲めません。
ということで、梅ジュースと梅甘酒を試飲させていただきました。
梅ジュース「ビブラート」は梅に加えてマンゴーが使用されており、とろりとした甘酸っぱさ。
市販の梅ジュースと違って、梅のフルーツ感が感じられる濃厚な味わいでした。
一方、梅甘酒は程よい酸味ですっきりとした味わい。
ストレートでもサラッと軽く非常に飲みやすい。
結局、どちらも購入しました。

お土産物売り場の奥には、宿泊者専用のサロンがあります。

中は広々として居心地の良い空間です。
事前に予約しておけば、梅酒作り体験もできるのだとか。

サロン入り口にはフリードリンクも設けられています。
冷たい飲み物は、ゆずはちみつにオレンジジュース、そして日田天領水。
日田天領水はまろやかでクセがなく、とても飲みやすいです。

さらにUCCのドリップポッドがあり、コーヒーもいただけます。

お部屋への帰り道、日帰り入浴の案内を発見。
すでに終わっていましたが、旅館の大浴場を日帰り入浴にも利用しているとのこと。
せっかくなので、ここから館内へ入らせていただくことに。

浴場前には広々としたスペースが設けられています。
お風呂上がりにのんびりするには最適。

さらにキッズスペースも。
日田杉でしょうか。
遊具は全て木製で、温かみがあります。

さらに梅酒がずらり展示されています。

ピローギャラリーもあり、自分の好みの枕を部屋に持ち帰ることも可能。
このピローギャラリーですが、早めに自分好みの枕を確保されることをおすすめします。
私たちは、いざ、寝るぞ!というタイミングで
「なんか、枕高いね」
となり、ピローギャラリーへと向かいました。
しかし、低めの枕は全滅。
残っていたのは高めの枕ばかり。
「みんな、同じこと考えてる!」
と、びっくりしました。
幸い、普段使い慣れない高めの枕でしたが、ぐっすり眠れました。

さらに、シガールームもあります。

おしゃれな廊下を通り、階段を降りると
食堂です。

こちらの白加賀で今晩の夕食と明日の朝食をいただきます。

ラウンジではセルフサービスで無料でコーヒーなどのドリンクをいただくことができます。

夜の8時以降はジャズバーになるそうです。

奥日田温泉うめひびきでは宿泊客は無料で活盤浴&岩盤浴を利用することができるとのこと。
夕食まで時間があるので、さっそく行ってみたいと思います。

大浴場は男性、女性それぞれ異なる趣だそう。
活盤浴のある青軸は男湯。
岩盤浴のある緑宝は女湯。
日替わりで男女が入れ替わるとのことです。


※画像は公式サイトより引用

岩盤浴は大山渓谷を眺めながらリラックスできます。
こちらは体がじわ~と温められる感じ。
元来の冷え性に、寒空の下で凍えた体が解凍されるような気分です。


※画像は公式サイトより引用

活盤浴はセラミックボールが敷き詰められた上にマットを引いて寝転びます。
サウナのような息苦しさはなく、じんわりじわじわ体が温まります。
ポカポカと心地よく、うっかり眠ってしまいそう。
私が利用した時は、実際にどこからともなくイビキが聞こえてました。

すっかり体がぽかぽかと温まったら、待ちに待った夕食。
夕食は17:30~と19:30~の2部制になっています。
私たちは17:30~を希望。

夕食は個室ダイニングでいただきます。
落ち着いた空間で、のんびりとお食事を楽しめそうです。

本来は食前酒の予定ですが、残念ながら私はお酒が飲めないので梅ジュース。
梅酒蔵おおやまでも試飲させていただいたビブラートです。
トロッと濃厚な味わいでやっぱり美味しい。

先付は「平目の軽い昆布〆サラダ」。
平目はプリッとおいしく、玉ねぎドレッシングとよく合います。
底に敷いてある(?)ズッキーニも美味しい。

続いて、前菜。
・野菜のムース
・鮑の肝味噌和え
・蓮芋と菜の花の黄身酢和え
・花穂
・くわいカステラ
・海老雲丹焼き・松葉・黒豆・バイ貝
・蕪のきんぴら
・焼菊豆腐・ズワイ蟹

どれも絶品ですが、特に衝撃を受けたのが野菜のムース。
一見、フランス料理っぽいメニューですが、フランス料理ほど主張しない。
控えめだけど、素材の良さを引き立てている印象。
和食ならではの繊細さが感じられます。

煮物椀は焼白子と若菜豆腐のみぞれ仕立て。
ほろっと崩れる若菜豆腐に蕪の甘みを感じるお出汁がじんわり美味しい。
ぷりっとした白子の食感に梅肉の酸味もよく合います。

続いてお造り。
甘鯛、カンパチ、マグロ、貝柱。
緑色のゼリーのようなものは川茸という海藻を固めたもの。
甘鯛はプリッと美味しく、マグロはトロッとトロける食感。
カンパチはコリコリとした歯応えで、炙り貝柱は噛み締めると旨味が口一杯に広がります。
川茸はほのかに海藻の香りを感じるなんとも不思議なおいしさ。
凝ったメニューも凝ってないメニューもどちらも美味しい。

焼物は甘鯛鱗焼き。
オランデーズソースでいただきます。
オランデーズソースってエッグベネディクトにかかってるあのソースですよね。
「和食にオランデーズソース?」
と思いましたが、食べてびっくり。
これがめちゃめちゃ合う。
サクサクのウロコにオランデーズソースがからんで、淡白な鯛の風味がグッと引き立ちます。
サクッ、ふわっとした食感も最高です。

続いて蓋物は大分県産豊後豚の芥子煮込み。
芥子煮込みとのことですが、辛味はなくカラシっぽい香りをふわっと感じる程度です。
豚肉はほろっと柔らかく、お肉の旨味が口一杯に広がります。
さっぱりとした芥子の風味とペコロスの甘味が絶妙なバランス。
しっかり味わって大切に食べたい、と思いつつあまりのおいしさに一瞬で胃袋へ収まりました。

洋皿は国産牛オーブン焼き。
今回のお料理で一番衝撃的だったのがこのメニュー。
緑のソースはなんと九条葱ソースです。
ほろ苦い九条葱ソースが意外にもお肉との相性抜群。
お肉とは思えない爽やかな後味です。
揚大根餅のサクッもちっとした食感も非常に美味しい。
これもまた九条葱ソースが合うんです。
ネギのポテンシャルの高さに感動しました。

そしてお待ちかねの鍋です。
出汁は昆布と梅が入っているところがうめひびきっぽい。

今回は河豚のチリ鍋。
薬味はネギと梅おろしです。

河豚はプリプリもちもちで、魚というより鶏肉に近い食べ応えがあります。
ポン酢は酸味のほとんどないまろやかな味です。
梅おろしを投入すると、梅風味の酸味が加わり、ひと味違ったポン酢が楽しめます。

最後はご飯と香の物。
ご飯は福岡県産のゆめつくし。
もちもちでお米の甘味と香りが口一杯に広がります。
そして、香の物にはちゃんと梅干しも。
梅干しはぷりっとした張りがあって皮が薄め。
しっかりとした酸っぱさで、甘みを感じられるご飯との相性が抜群です。

そして、デザート。
ミニパフェにガトーショコラ、サフランジェラート最中です。
野菜だけでなく果物も抜群に美味しい

これらのデザートを八女茶と一緒にいただくセンスの良さ。
「いや、そこはコーヒーか紅茶でしょう」
と言いたくなるところです。
が、八女茶のほのかな苦味と甘味がガトーショコラによく合います。
洋菓子に緑茶、新たな発見です。

腹ごなしに旅館の周りを散策。
別邸の鶯宿です。
鶯宿は全部屋にジャグジー風呂と露天風呂がついているとのこと。
のんびり散策したいところですが、屋外は骨まで凍えそうな寒さ。
私も部屋へ戻り、露天風呂を満喫したいと思います。

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