本日、夕食をいただくのはマカオ料理レストランの「ソルマー」。
ヨーロッパのカフェのようなオシャレな雰囲気のレストランです。
店内は広くて、明るく、居心地の良い雰囲気。
地元のお客さんに長く愛されているお店といった感じがします。
それにしても、先ほど食べたエッグタルトがずっしりとお腹に重く、まだ全然お腹が空いていません。
パンもふかふかで美味しい。
ちなみに、前日夕食をいただいたカルロスではパンが有料でしたが、ソルマーは無料とのこと。
サービス(と思われる)パンにお金を取られることはヨーロッパのレストランでは珍しくないようです。
別にカルロスが悪どいレストランというワケではありません。
日本の居酒屋のお通しのような感覚でしょうか。
気になる場合は、手を付ける前にきちんと有料か無料かを聞いておいた方が安心です。
まずはシュリンプトースト。
バターがたっぷり浸みこんだトーストにサクット揚げられたエビが乗っています。
一口食べて「わっ、何だこれ?」と衝撃を受ける美味しさ。
サクッと焼き上がったトーストにプリップリのエビがたまらない。
何切れでもパクパクと食べられそうです。
続いてはポルトガルチキン。
ぐつぐつに煮込まれた土鍋で出てきました。
具だくさんで食べ応え満点です。
味はマイルドなココナッツカレーといった感じ。
カレーのスパイシーな香りに食欲をそそられます。
最初は「うわぁ、量が多いよ」と思いましたが、二人で完食しました。
さらにデザートはプリン。
昨日もデザートにプリンを食べたので、本当は違うものが食べたかったんです。
しかし、お店の方によると「プリンがおすすめ」とのこと。
勧められると、やはり食べてみたくなります。
出てきたプリンはどーんとかなりのボリューム。
味は手作りプリンならではの素朴な甘さで確かに美味しい。
そして、もう一つのデザートも昨日と同じセラドゥーラ。
昨日食べたセラドゥーラが美味しくて、どうしてももう一回食べたかったんです。
ソルマーのセラドゥーラは凍っていて、ひんやりと美味しい。
凍らすことでセラドゥーラの濃厚な甘味が和らいで、さっぱりと食べられます。
こってりとした油っこい料理の後に食べるには最高のデザートです。
レストランを後にして、腹ごなしに歩いているとマカオ唯一の百貨店「ニューヤオハン」にやってきました。
名前から察せられる通り、元は日本の百貨店「ヤオハン」です。
ヤオハンは1997年に経営破綻しているのですが、オーナーを変えてヤオハンの名前のまま経営を続行しているとのこと。
とにかく店内はものすごい人、人、人で「アイドルのサイン会でもやってるのか?」という状態。
どうやら本土の中国人が日本製の電化製品や化粧品を大量に購入しているみたい。
フロアを周回するくらい長い行列だったので、興味津々でたどってみると、枕売り場でした。
肩コリに悩む僕としては、お試しもせずにポンポンと枕を何個も買うなんてすごいチャレンジです。
マカオの石原さとみです。
日本の化粧品も大人気。
わざわざ日本まで行かなくても、日本の製品が買えるんですもんね。
日本製を求めている人には、けっこう穴場かもしれません。
ただ、現地のお茶などは地元スーパーマーケットに比べるとかなり割高です。
グランドリスボアまで戻ってきました。
夜になると一段と近未来的な雰囲気です。
また、夜になるとカジノ目当てで人がどっと増えます。
まさに不夜城といった感じ。
いよいよ明日は日本に帰国です。