仙巌園を後にして、本日宿泊する城山ホテルへと向かいます。
仙巌園から鹿児島駅へ抜ける道は2車線。
とのことで軽く渋滞しています。
「やっぱり休日は渋滞するんですか?」
とタクシーの運転手さんに聞いたところ、
「え?いつもはこんなもんじゃないですよ。こんなの全然スムーズな方です」
とのこと。
仙巌園を観光する際は余裕を持って行動した方が良さそうです。
到着しました。
城山ホテルです。
今回は直前に予約したので、なんちゃらビュー的な部屋は満室でした。
ということで景色は普通ですが、全然素敵。
水回りも清潔で明るくて快適。
水回りのコンディションってホテルの印象をかなり左右すると思います。
バスタブも広々。
しかし今回は、部屋風呂は使いませんでした。
アメニティも充実しています。
お茶、コーヒー、ミネラルウォーターも完備。
ペットボトルのミネラルウォーターが用意されているのは嬉しい。
ということでホテル内を探検。
フィットネスもあります。
さらにお土産屋さん。
城山ホテルは自家製ビールを醸造しているのだとか。
ホテル内に醸造所があり見学もできるそうです。
私たちが訪れた時は残念ながらブルワリー見学は一時休止していました。
さらに大浴場。
今回は大浴場を利用したので、部屋風呂は使いませんでした。
やっぱり大きなお風呂はイイ!
ホテルから眺める鹿児島市内と桜島。
めちゃめちゃ広いホテルなので、こういう便利な機能があります。
鹿の児島さんだそうです。
最終的にはアナログに頼ってしまう昭和生まれです。
本日夕食をいただくのは「城山ガーデンズ水簾」。
鹿児島県の郷土料理が食べられるとのことで決めました。
「おしゃれして行かなきゃね」
と張り切ってよそ行きの服を持ってきたのに靴を忘れる大失態。
今履いてるスニーカーしかないよ……。
そんなラフな格好の私でも温かく迎えて下さいました。
お庭を眺めながら食事を楽しむことができます。
城山ブルワリーのビールで乾杯♪
といきたいところですが、残念ながら二人ともお酒は全く飲めません。
かぼすジュースで乾杯♪
さっぱりしていてとても美味しい。
前菜の盛り合わせ。
ゴーヤがほろ苦くて美味しい。
こんなに上品なゴーヤを食べたのは初めてです。
お吸い物です。
こちらもお上品な味で、徐々に胃袋にエンジンがかかってくる感じ。
さらにお造り盛り合わせ。
どれを食べてもハズレのない美味しさ。
追加で注文した郷土料理のとんこつ。
味噌風味にほろほろに煮こまれたお肉が絶品。
ご飯がすすむ系です。
量もガッツリ食べ応えがあります。
自宅で食べるなら、とんこつとご飯だけで充分夕食として成り立ちます。
本日の焼き魚。
魚の種類は忘れてしまいましたが、こちらも間違いなく美味。
メインのお魚はもちろんなのですが、添えられているお芋や卵焼きがいちいち美味しい。
魚とお肉が交互に出てくるのも嬉しいですね。
本日のメイン。
桜島美湯豚のしゃぶしゃぶ。
桜島美湯豚は温泉水を飲んで育った豚だそうです。
ふんわりとしたお肉はクセや臭味が一切無くて美味しい。
噛みしめるとお肉の旨味が口の中に広がります。
しゃぶしゃぶということもあってか、次から次へとお箸が止まりません。
野菜との相性も抜群だし、ポン酢との相性も抜群。
美味しすぎるやろ。
名残惜しくも美湯豚に別れを告げて、出てきたのはさつま揚げ。
城山ホテル自家製のさつま揚げだそうです。
添えられている味噌を付けて食べると、味噌の塩っ気とさつま揚げの甘味が最高に合います。
これはお酒がすすみますね。(私は全く飲めませんが)
そして、楽しみにしていたメニューの一つである「鶏飯」。
奄美大島の郷土料理だそうです。
ご飯に具材を乗せて、出汁を注いでいただきます。
お上品なのにジャンクな感じがイイ。
お茶漬けや出汁茶漬けより味がしっかりしているけど、全然重くありません。
満腹でもサラサラとお腹に入ります。
しゃぶしゃぶといい鶏飯といい、食べ出すと止まらない系が多いです。
最後は味噌汁、ではなく鹿児島なので「さつま汁」です。
恥ずかしながら、さつま汁ってサツマイモが入ったお味噌汁だと思っていました。
が、実際のさつま汁は鶏肉を使ったお味噌汁のことだそうです。
鶏肉+具だくさんのお味噌汁なのでもちろんサツマイモを使ってもOK。
鶏肉の旨味が染みこんだ少しあっさりのお味噌汁はホッと癒やされる美味しさです。
最後の締めにはこれ以上無い完璧なメニューではないでしょうか。
デザートは抹茶のムース。
誕生日が近かったこともあり、素敵なチョコレートプレートで飾っていただきました。
鹿児島の郷土料理もしっかりと堪能できて大満足。
お料理はもちろん、お店の雰囲気やホスピタリティも最高でした。
ちなみにお料理後にいただいた緑茶はもちろん鹿児島県産の「知覧茶」です。
鹿児島グルメを満喫してすっかり大満足。
仙巌園でスターバックスコーヒーに入れずひもじい思いをしましたが、そんな苦労(?)もすっかり報われました。
腹ごなしにホテル内をぐるぐる探索。
噴水は夜はライトアップされていてとても華やか。
次に泊まるなら、絶対に桜島が見える噴水側の客室を指定したいと思いました。
温泉でのんびりと疲れを癒やしておやすみなさい。
明日は鹿児島市内を観光します。