伊勢神宮参拝旅行1日目 観光特急しまかぜ乗車と外宮参拝

日本
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酷暑の9月、日本人のこころのふるさと「伊勢神宮」を参拝すべく1泊2日の旅行に行ってきました。
往復とも観光特急しまかぜを利用したのんびり旅です。

しまかぜの始発駅である京都駅に到着。
しまかぜは、京都から三重県の賢島までを走る観光特急です。
今回、私たちが向かうのは伊勢神宮の外宮に近い宇治山田駅。
しかし、ここで痛恨のミス。
伊勢神宮外宮の最寄り駅は宇治山田駅ではなく伊勢市駅でした。
「宇治山田駅からも歩いて行けますよ」
とのことだったので、当初の予定通り宇治山田駅まで行くことに。

しまかぜ到着。
青と白を基調としたカラーリングが「しまかぜ」の名前にぴったり。

車内には荷物を預けられるロッカーも完備されています。
小さなお子様連れのファミリーなど荷物が増えがちな人には便利なのではないでしょうか。
私はロッカーに預けた荷物を100%忘れて下車してしまう自信があるので、極力利用しない方向でいこうと思います。

1列、3列のゆったりシート。

トイレは男性用とユニバーサルトイレがあります。
ユニバーサルトイレはオストメイトにも対応。

そしてカフェ車両!
カフェは2階建てになっています。

2階。
座席数はそれほど多くないので、カフェが開いたらすぐに行った方が良いかもしれません。

1階。
まだ開いてなかったので扉の外から撮影。
2階よりもゆったりとした印象です。

松阪牛カレーやはまぐりピラフなど、伊勢志摩の名産品を扱った魅力的なメニューたち。

しまかぜオリジナルグッズも販売されています。
旅の思い出やお土産にも良さそうです。

4名以上から利用できる個室です。
ファミリーにおすすめ。

和室風の個室もあります。
靴を脱いでリラックスできるのが良いですね。

6人掛けのサロンシート。
半個室のようになっていて、これもまた楽しそう。

大人気の最前列(出発すると最後尾になってしまいますが……)からの眺望。
上部まで採光されており、非常に明るくて見晴らしが良いです。

往路は1人がけのシートを前後で予約。
というか、その席しか空いてませんでした……。

でも大丈夫。
シートロックを解除すれば、この通り向かい合わせになります。

リクライニング等も手元のボタンで操作可能。
マッサージ機能も付いています。

いよいよ出発。

カフェでしまかぜ弁当を購入。
色々なおかずを食べられるのが魅力です。
ちなみに、しまかぜ弁当は自席に持ち帰って食べます。
後ほど判明したのですが、しまかぜ弁当はワゴン販売でも購入できました。
焦って買いに行かなくても大丈夫だったみたいです。

大和八木駅を出発した頃合いで、いよいよお弁当をいただきます。

お弁当は12マスに仕切られていて、それぞれに異なるおかずやご飯が入っています。
バランスが良くて健康的です。
とは言え、1/3はご飯で占められているので、食べてみるとけっこうなボリューム。
個人的には、タコの旨煮と牛肉のしぐれ煮。
ご飯は梅しそご飯がお気に入りでした。

列車はあっという間に三重県に入り、斎王の森を通過。

伊勢市駅で下車された方々に遅れを取り、一駅先の宇治山田駅に到着。
ここから伊勢神宮の外宮へ向かいます。

グーグルマップの音声案内に疑念を抱きつつも、住宅街を抜けると無事外宮に到着。

外宮のご神体は豊受大御神さまです。
天照大御神さまのお食事を司る女性の神様とのこと。

じっくり巡って90分ぐらいでしょうか。

外宮に入るとすぐ勾玉池があり、そこに休憩所も併設されています。
ぼーっと池を眺めていると、あっという間に時間が過ぎてしまうので要注意です。

手水舎で手を清めて正宮へと向かいます。

当日の天気予報が雨だったからでしょうか、予想していたよりも参拝客は少なめ。

歩くだけで心身が浄化されそうな空間です。

当日は雨が降ったりやんだりのお天気だったのですが、ちょうど晴れたタイミングでなんとも嬉しい。

まずは正宮を参拝。

正宮のお隣には古殿地があります。
名前の通り、前回の遷宮まで御殿が建っていた場所です。
そして、次回の遷宮ではこちらの土地にお移りになるのだとか。

歩いて行くと、結界が張られた石を発見。
これは三ツ石で、遷宮の際にはこの石の前で川原大祓が行われるのだそう。
存在感があります。

続いて風の宮を参拝。

さらに土の宮。

思わずたじろぐ多賀の宮へのルート。
がんばろう。

到着しました。
多賀の宮です。

清々しい杜を通り、出口へと向かいます。

ムジナでしょうか、謎の生物と遭遇。
人を怖がらないのか、カメラを向けられても一向に警戒する気配はありませんでした。

外宮参拝を無事終了。
雲行きも怪しくなってきました。

外宮参道を通り、伊勢市駅へと向かいます。
往路は宇治山田駅で下車しましたが、断然、伊勢市駅の方が近かったですね。
駅から一本道なので迷う心配もありません。
(宇治山田駅からだと住宅街を突っ切って外宮へ到着したので……)
参道の両脇にはお店が建ち並んで、あれこれ物色するのも楽しい。

JR伊勢市駅に到着。
JR伊勢市駅に近鉄電車も乗り入れているので、近鉄伊勢市駅も兼ねた駅ということになります。
ちなみにJRをご利用の方は「ICカードが使えない」衝撃の駅でした。
通勤や通学で利用する人は大変だ……。

そして、伊勢市駅から再び宇治山田駅へと戻ります。
というのも、本日宿泊するお宿の送迎バスが迎えに来るのが宇治山田駅だからです。
「行ったり来たり、ムダな動きしてるねー」
などとぼやいていたら、かわいい電車が来ました!

とばしまメモリーというラッピング列車のよう。
ポルトガルやスペインの青いタイル、アズレージョを彷彿とさせるデザイン。
そういえば、伊勢市のお隣の志摩市にはスペイン村がありましたね。

内装も素敵なデザインで、絵本の世界のようです。

本日二度目の宇治山田駅です。

7番乗り場から本日のお宿へと向かいます。

 

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