高雄の観光地、蓮池潭と鳳山県旧城を観光した後は、再び台湾グルメを満喫。
美味しい食べ物を探し求めて、高雄市内をめぐります。
左営駅に到着しました。
台湾の真木よう子、デカイ。
そして、台湾の佐々木希。
やっぱりデカイ。
地下鉄に乗って移動します。
台北同様、高雄も公共交通機関のマナーがめちゃめちゃ良いです。
・乗車時にはきちんと並ぶ
・もちろん降りる人が優先
・車内で大声で騒いだり、飲食する人がいない
・満員でも優先座席には絶対に座らない
などなど、マナーが良いと言われている日本の電車内よりも整然としているかもしれません。
中央公園駅に到着。
高雄市のマスコットキャラクターでしょうか。
街の随所で見かけたクマのキャラクターです。
中央公園駅前から漢神百貨店の無料バスに乗車。
漢神百貨店は高雄市随一の高級百貨店とのこと。
日本の阪神百貨店と資本・業務提携をしていたとのことで、名前が似ているのも納得。
ちなみに「漢神」は中国語読みで「ハンシン」です。
漢神百貨店は、日本の阪神百貨店をさらに高級にしたような百貨店です。
見た目は高級百貨店なのですが、テナントはユニクロや無印良品など日本のブランドがズラリ。
店内も日本の百貨店そのもので、ハズせないお土産を購入するには安心かもしれません。
しかし、特に「台湾ならでは」「高雄ならでは」という目新しさは無いでしょうか。
漢神百貨店から歩いて3分ほどの場所にある「龍袍湯包」。
台湾と言えば小籠包。
ということで小籠包のお店です。
季節の野菜炒めを注文。
サッと油通しされたアスパラガスはシャキシャキ感があっていくらでも食べられそうな美味しさ。
大した味付けはされていないのに(失礼)、素材の甘さがしっかりと感じられます。
台湾や中国の「ただ炒めただけです」的な野菜料理のハンパ無い美味しさは本当に不思議です。
まずはスタンダードな小籠包。
皮はもちもちとしていて、スープ多め。
期待を裏切らない美味しさです。
続いて、カニみその小籠包。
そこまでカニっぽさはなく、控え目にカニみそを感じます。
台北などで食べる小籠包に比べると、上品な小籠包です。
続いて訪れたのが「高雄牛乳大王」。
一瞬でワープしたように見えますが、実は「龍袍湯包」から「高雄牛乳大王」までひたすら歩き続けました。
へろへろになってようやくたどり着いた場所です。
ファーストフード店っぽい店内は意外と広くてゆったりとした雰囲気。
牛だっています。
この高雄牛乳大王はパパイヤミルクの元祖のお店なんだそうです。
ということで、パパイヤミルクとスイカミルクを注文。
量が微妙に違うように見えますが、決して飲みかけではありません。
スイカミルクは想像通り、ミルキーなスイカのジュースです。
パパイヤミルクは味が全く想像できなかったのですが、めちゃめちゃ美味しいです。
もっと甘ったるい味なのかな?と思ったのですが、意外とサッパリ。
500mlで60元なので、日本円に換算すると約240円。
高雄に住んでいたら毎日飲みに来そうです。
そして、続いて訪れたのは「阿婆氷」というかき氷のお店。
お店の前にはなぜか大量の梅が干されています。
とりあえずよく分からないので、メニューを指差して注文。
何だこれ?
かき氷の上にミニトマトやら野菜が乗っかっています。
こんなの頼んだっけな……。
食べてみると、野菜と氷が合ってるような合ってないような感じ。
素直にマンゴーかき氷にしときゃよかった、とちょっと後悔。
ただ、食べ進めていくうちにどんどんクセになるなんとも不思議なかき氷です。
赤いシロップはウメシロップなのですが、ウメの甘酸っぱさが美味しい。
暑い中を歩き回ってバテバテの身体がシャキッと生き返るようです。
最初は「失敗した」と思ったけど食べて正解。
最後にカルフール。
台湾はカルフール普及率が高いです。
日本のイオンぐらいの割合でカルフールを目にします。
「カルフールよりももっとローカルなスーパーに行きたいんだよ」と思っていたのですが、意外と使える。
ローカル商品がローカル値段で販売されているので、お土産を探すには最適です。
ということで、カルフールを物色して高雄観光は終了。
高雄港に戻って来ました。
高雄港はちらほらとお土産ブースが出ていて、今まで訪れた港の中でも一番にぎやかでした。
船に戻ると、冷たいおしぼりを用意してくれています。
こういった細やかなサービスが嬉しいですね。
無事に乗船完了。
高雄も他の都市と同様、一日で去ってしまうにはもったいない街です。
次回はもっとじっくりと訪れたいなと思いました。
高雄港を出港後、海面にピチピチ跳ねるイルカを目撃。
といっても、その時は遠すぎて「おお、魚がめっちゃ跳ねてる」ぐらいにしか思っていませんでした。
後ほど「イルカがいましたね」と聞いて、「え?あれイルカやったんか……」とちょっとショック。
次回クルーズ船に乗る際には、双眼鏡を忘れずに持ってこようと思います。
乗船後はお楽しみの夕食です。
この日はイタリアンフェア。
しかしレストランは空席が目立ちます。
なんでも、高雄観光に出かけていたバスが事故渋滞に巻き込まれてしまい、船に着いたのがギリギリの時間だったのだとか。
もちろん、船で手配しているオプショナルツアーなので、出港時間に間に合わなくても置いて行かれる心配はありません。
ただ、食事の時間は待ってもらえないようです。
そういった点では食事時間がきちんと決まっている船は不便かなと思いました。
と言っても、食事の時間に間に合わなかったら食事抜き、なんて酷いことにはならないのでご安心を。
時間の決まっていないブッフェレストランなどで、普通に食事を食べることができます。
船内で知り合った人の中には、レストランのように気を使わなくても良いから、と毎日ブッフェレストランで夕食を食べている人もいました。
そして、この日痛恨のミスはメニューを撮影し忘れたこと。
まずは前菜の生ハム。
そして、前菜その2は魚介のマリネ。
ダイヤモンドプリンセスの食事はとにかく魚介が絶品です。
お肉も美味しいのですが、それ以上に魚料理の美味しさが際立っています。
味にうるさい(であろう)年配のご婦人も「お魚がすごく美味しいの」と絶賛していました。
記憶がものすごーく曖昧なのですが、パスタ料理のラザニア。
チーズたっぷりで美味しい。
続いて、いつも食べているサラダ。
残念ながら、サラダの中身に関しては失念してしてしまいました。
が、いつもと変わらず美味しいです。
今日はドレッシング多めでお願いしました。
メイン料理は海老フライ。
イタリアンフェアになぜ海老フライ?
でも、気になって頼んでしまいました。
ピーマンがさり気なくイタリア。
特にオリジナリティ溢れる味付けということもなく、安定感のある海老フライです。
メイン料理その2はポークソテーで、かかっているのはポルチーニ茸のソースだったと思います。
ショウガの風味が効いてて、こってりと濃厚なのに、最後まで飽きずに食べられる美味しさでした。
贅沢なショウガ焼きを食べているような感じです。
あと、付け合わせのマッシュポテトとソースの相性が抜群でした。
ウェイターさんもこの日はイタリアンな服装です。
イタリアンフェアということでデザートはティラミスをチョイス。
ねっとりと濃厚なマスカルポーネの風味にココアのほろ苦い風味が絶妙です。
底のしっとりとエスプレッソを吸ったビスケット生地もたまりません。
たまに、底がスポンジ生地のティラミスがありますが、僕は断然ビスケット派です。
イタリア料理でお腹を満たした後は、腹ごなしに船内を散策。
アトリウムではバイオリニスト、クリス・ワトキンスさんのバイオリンショーが行われていました。
アクロバティックなバイオリン演奏は聴くだけでなく、見ても楽しめるもの。
美しい音色に聞き入るというよりも、見とれてしまいます。
その後、プリンセスシアターでショーを観劇。
まだまだ夜のイベントは終わりません。
ラウンジでは社交ダンス教室が行われていました。
講師は前日にショーに出演されていた社交ダンスチャンピオンのお二人。
社交ダンスチャンピオンが直々に教えてくれるとのことで大盛況。
さらに別の会場では、50&60年代ロックンロール・ダンスパーティーが開催されていました。
そして、こちらも大盛況。
「今からゴーゴー踊るわよ」
と、ご年配の方々が続々とやって来ます。
ゴーゴーって何よ?
船内はまだまだ大盛り上がりです。