クルーズ船はよく「動くホテル」と表現されます。
しかし、ノルウェージャンゲッタウェイは「動くホテル」というよりも「動く町」といった感じ。
全長は324mとのことなので、日本一高いあべのハルカスがすっぽりと収まってしまうサイズです。
そんな船内の中をぐるぐると探検したので、紹介します。
ノルウェージャンゲッタウェイにはプールが2面、子供プールが1面あります。
プールの広さは25mほどで、それほど広くないように思いました。
さらにジャグジーが6台あります。
プールとジャグジーは大人気で、常に大勢の人でにぎわっていました。
ウォータースライダーは全部で5基。
様々な高さのウォータースライダーがあり、大人から子供まで大人気でした。
ちなみに、ウォータースライダーの多いクルーズ船ほどカジュアルなんだそうです。
インドア派にはゲームセンターもあります。
古の温泉旅館を思いだしてしまうのは僕だけでしょうか。
さらにティーンエイジャー専用のバーまで。
残念ながら中には入れないので、どのようなメニューがあるのかは分かりません。
こちらは大人専用(?)のクラブ、スパイスH2O。
大繁盛です。
WASABIはお寿司屋さんです。
有料のレストランになります。
船内には無料レストランと、カバーチャージ―(席料)だけ払えば好きなメニューが選べる有料レストラン。
さらに、通常のレストランと同様に一品ごとに料金が発生する有料レストランがあります。
WASABIは一品ごとに料金が発生する有料レストラン。
無料で食べれるレストランがあると思うと、ちょっと損した気分になります。
ですが、アメリカ人もお寿司が大好きなのか、けっこう繁盛していました。
サンセットバーはウィスキーバーです。
船内はいたるところにバーがあります。
多分、お酒で収益を得ているんだろうな、なんて下世話なことをつい考えてしまいます。
お酒を飲む人はいたるところに誘惑があるから要注意です。
ラ・クチーナはイタリア料理レストラン。
有料ですが、カバーチャージ19.95ドルで好きなメニューを選ぶことができます。
有料とは言え、日本円にして約2,000円で食べ放題というのはかなりお得です。
残念ながら今回の船旅では行く機会がありませんでした。
オシーハンズは24時間営業の無料レストラン。
アイリッシュパブっぽい雰囲気で、とても居心地の良いレストランでした。
ノルウェージャンゲッタウェイの中では一番お気に入りのレストランです。
さらに、カジノもあります。
通常、カジノって写真撮影NGなのですが、ノルウェージャンゲッタウェイでは特に問題無いようです。
あまり本気カジノでは無いのかな。
ブリスウルトララウンジ。
最後まで何なのか分かりませんでしたが、ディスコ&ナイトクラブだそうです。
ちなみに、船内探検にとても役立ったのが、船内のいたるところに設置されている案内パネル。
単なる案内パネルではなく、レストランの混雑状況や、レストラン、劇場の予約を行うことができる優れもの。
さらにこの案内パネルはタッチパネルになっており、巨大なスマホのよう。
行きたい場所をタッチすれば、現在地から目的地までの行き方を表示してくれるんです。
ぜひとも、日本のショッピングモールなどでも導入して欲しいシステムだと思いました。
船内を歩きまわったらお腹が空いてきたので、夕食を食べることにします。
今回、選んだのは上海’sヌードルバー。
麺好きとしては見逃せません。
まずは春巻き。
なぜか1本だけ。
タレはスイートチリソースです。
意外と合います。
もう2、3本ぐらい欲しいところです。
続いて餃子。
3個だけです。
タレはスイートチリソースっぽい何か。
合ってるような合ってないような……。
1個が大きいので3個でも充分満足な量でした。
続いて汁麺(名前は忘れてしまいました)。
量はやはり少なめ。
透き通ったスープで、あっさりとした印象。
しかし、見た目の優しい印象とは裏腹に、けっこう塩気の強い味でした。
続いて、焼きビーフン(多分、もっと他の名前だったと思う)。
こちらは、エスニックなピリ辛風味でとても美味しい。
パクチーがどっさり乗っているのも嬉しいですね。
いずれも量が少なめで、1/2人前くらいの量。
お昼が少々油っぽくて胃もたれ気味だったので、ちょうど良い量でした。
最後に別腹のデザート。
フルーツのなんたらかんたらというものを選びましたが、やはり量は少ないです。
白くかかっているのはココナッツミルクでもミルクでも無く練乳。
激甘です。
腹ごなしに再び船内散策。
バー21はカジノに隣接されたカジノバーです。
鉄板焼きもありました。
有料レストランで、カバーチャージ29.95ドルで好きなメニューを選ぶことができます。
鉄板焼きが約3,000円ですから、かなりリーズナブル。
デッキの6階から8階は吹き抜けになっています。
天井から下がっている巨大シャンデリアのイルミネーションは時間によって変化していました。
デッキ6の吹き抜け沿いにあるのがフランス料理、ル・ビストロです。
カバーチャージ19.95ドルで好きなメニューを選ぶことができます。
さらに、ヘッドライナーズコメディクラブ。
スタンダップコメディなどをしています。
ノルウェージャンゲッタウェイは船内のいたるところでライブ演奏が行われていました。
ファットキャットはジャズ&ブルースのライブハウス。
ライブが無い時はファミリーカラオケ大会が行われていました。
ミックスバーはカクテル&マティーニのバー。
お酒の種類によってバーが分かれているのが面白いです。
キャグニーステーキハウスとモデルノシュラスカリア。
キャグニーステーキハウスはその名の通りステーキレストラン。
モデルノシュラスカリアはシュラスコ料理のレストランです。
モデルノシュラスカリアのカバーチャージは19.95ドル。
キャグニーステーキハウスはやや高くて、29.95ドルになります。
アトリウムバーはアトリウムで行われている生演奏を聞きながらコーヒーやお酒を楽しむことができます。
生演奏はグラミー賞受賞者によるもの。
なんとも贅沢なひと時です。
さらにアトリウムには有料のケーキショップ、カルロスベイクショップップもあります。
船内には絵画が飾られており、購入することも可能。
購入する人が多いのか、けっこう頻繁に入れ替わっていました。
また、最終日にはこれらの絵画のオークションも行われるそうです。
ノルウェージャンゲッタウェイの模型も展示されています。
大きすぎて良く分からなかった船の全貌が良く分かります。
ちなみに、船の先端、映画タイタニックの名シーンでおなじみの場所は立ち入り禁止です。
最上階を忠実に再現した模型。
プールや大型スクリーンだけでなく、フットサルコートなどもある、エンターテインメント船です。
ノルウェイジャンゲッタウェイは全長約325m、総トン数約14万5千トン。
数ある大型船の中でも、かなり巨大なクルーズ船です。
ノルウェイジャンゲッタウェイの主要クルーズスタッフ一覧。
船長を筆頭に、各部門のトップの写真が勢ぞろい。
続いて、無料ビュッフェレストラン、ガーデンカフェにやってきました。
上海’sヌードルバーで食べたデザートが激甘だったので、お口直しにデザートの物色です。
えげつない色のケーキ。
そして、アイス発見!
シュガーフリーのイチゴアイスをチョイスしました。
「シュガーフリーのイチゴアイスをください」
「OK。それから?」
「えーっと……、じゃあ、バニラアイスももらおうかな……」
「他には?」
「いや、2つで充分です」
「えっ?2つだけでいいの?何個頼んでもいいんだよ」
あの手この手で僕を肥満へと導きます。
さっきデザートを食べたばかりなのに、またまたガッツリとデザートです。
ちなみにシュガーフリーのイチゴは激甘でした。
シュガーフリー=砂糖不使用と単純に解釈していました。
シュガーフリー=砂糖不使用、ただし砂糖の代わりに人工甘味料を使用。
けっして、甘さ控えめではありません。
普通のイチゴ味の方が美味しかったです。
初日から、すでに食傷気味。
明日からは、もう少しヘルシーなメニューを選ぶように心がけたいです。
部屋のテレビを見ていると、今回の航海ルートを紹介していました。
マイアミ(アメリカ) → オーチョリオス(ジャマイカ) → ジョージタウン(グランドケイマン) → コズメル(メキシコ) → マイアミ(アメリカ)。
6泊7日の西カリブ海クルーズです。