ダイヤモンドプリンセスクルーズ8日目も終日航海。
いよいよ残すところあと1日となってしまいました。
昨日に引き続き船内ライフを満喫したいと思います。
この日の朝食は最上階のブッフェレストラン、ホライゾンコートでいただきました。
ホライゾンコートに来ると毎日のように食べ続けているサラダです。
日本にいてもこんなにもしゃもしゃサラダばかり食べることは珍しいかも。
案外、普段の生活よりもヘルシーかもしれません。
マフィンにチーズもろもろ。
チーズの種類が豊富で、チーザーの僕には嬉しい。
フルーツも盛りだくさんです。
オレンジやスイカはかなり甘くて美味しくなっています。
残念ながら、キウイは最後まで硬かったです。
アトリウムではファッションショーが開催されていました。
船内のショップでお買い物をされた方が出場しているそうです。
中には、プロのモデルさん?と思ってしまうような方もいて、ビックリ。
すっっっごく良いお天気なのですが、相変わらずプールは不人気。
のびのびと泳ぎたい人には最高の環境だと思います。
のんびりと海を眺めていると、トビウオがびゅーんと飛んで行くのが見れたりもします。
続いては船内イベントの「正しい歩き方講座」に参加。
足裏の形を取って、自分の歩き方のクセを知るというもの。
僕は意外と理想形に近かったかな。
ただ、意外と人気の講座で参加者が多く、足の形を取って、ソールの宣伝だけで終わってしまいました。
お昼は英国スタイルのパブランチ。
フィッシュアンドチップスやキドニーパイなどを食べることができます。
11時半開店を目指してやって来ましたが、すでにレストラン内はけっこうな人で埋まっている様子。
入り口では「相席でも良いならスグに案内出来ますよ」とのこと。
いつも相席なのに何を今さら。
ということで、「相席OK」でスムーズに席に通してもらうことができました。
しかし、同じテーブルには、カナダ人の御夫婦と年配のイギリス人親子。
なるほど、相席ってそういう相席か、と納得。
お待ちかねのフィッシュアンドチップス。
少なっっっ。
フィッシュアンドチップスってもっとどっさりなイメージでした。
カナダ人夫妻は、「明日は淡路島のホテルに宿泊するんだけど、淡路島って何があるの?」とのこと。
淡路島にはイングランドの丘ってところがあって、そこに行けばコアラがいますよ。
なんて、イギリス人の前で言えないよなぁ……。
う~ん……と悩んでいると、「淡路島から京都に行きたい」とのこと。
これまた、難しいことを……。
結局、「ホテルの人に聞けば多分ベストな行き方を知ってると思う」と無難な回答。
自分の住む地域についてきちんと知っておかなくてはいけないな、と改めて実感しました。
午後は、落語を聞いたダイアン吉日さんの「笑いヨガ」講座に参加。
笑いヨガって何?
ダイアンさんのオリジナル?
と思いきや、インド発祥のれっきとしたヨガの一種のよう。
「ラフターヨガ(笑いヨガ)は数年前にインドでものすごく流行ったんだよ」
といったことを、講座後にエレベーターで一緒になったインド人の方が熱く語ってたので間違いありません。
笑いヨガは極めてシンプルで、笑うことで健康になるというもの。
ヨガのような難しいポーズも無く、道具も必要無いのでいつでもどこでも行うことができます。
ヨガよりも簡単そうなイメージですが、実際にやってみるとけっこう体力を使います。
ふだん大笑いすることが少ないせいか、頬の筋肉も疲れる。
顔痩せにも効果がありそうかも。
たくさん笑ってお腹が空いたので、ホライゾンコートでおやつをいただきます。
クッキーがめちゃめちゃ美味しい。
なんでもっと早くに気付いておかなかったんだろう。
知ってたら間違いなく毎日食べに来ていたと思います。
続いて、アフタヌーンティー。
クッキー食べたすぐ後にアフタヌーンティーのようにも見えますが、1時間ぐらい開いています。
昨日は出遅れて断念したため、気合を入れて30分前から並びます。
さすがに早すぎたのか、一番乗り。
でも、直後から続々と人が並び始めて、やはり30分前に来て正解でした。
レストラン内では生演奏を聞きながら、優雅にお茶をいただきます。
ただ、時間がわずか1時間と短いためか、ちょっと慌ただしい。
ケーキは3段トレ―ではなく、ウェイターさんが持って来てくれるので、食べたいものを選びます。
レモンやミルクも配膳してくれるので、必要であればもらいます。
紅茶の茶葉の種類も選べずに、おかわりもできないみたい。
わいわいとおしゃべりしていると、「そろそろ時間ですよ」と退席を促されました。
残念ながら優雅なティータイムとは言い難いかな。
まぁ、雰囲気を楽しむものと割り切れば良いと思います。
アトリウムでは世界のお祭りをテーマにイベントが開催されていました。
フラダンスやボリウッドダンス、タップダンスやウクレレなど船内講座の発表会。
特にフラダンスは大人気でした。
最後は盆踊りで東京音頭をみんなで踊って終わります。
最初は「見てるだけでいいや」と思っていたのですが、いざ参加してみると断然楽しい。
航海の間に船内に知り合いが増えて「ほら、こっちに来て一緒に踊りましょうよ」と誘われます。
誰とでもすぐに親しくなれるのもクルーズ船ならではのメリットではないでしょうか。
なんだか食べてばかりのようですが、最後の夕食です。
そして、最後にメニューを撮影し忘れるという痛恨のミス。
前菜は小エビとイカのマリネ。
サッパリとしていて美味しい。
コンソメスープです。
ぷかぷか浮いているのはシュークリームのクルトンだったかな。
ナスのソテーと柿とピラフ、だったと思います。
柿が衝撃でした。
果物を主菜として食べるのもなんだか不思議な気分です。
味は、柿ですね。
メインその2はブイヤベース。
貝が盛りだくさんです。
ダイヤモンドプリンセスは魚介類を選べば絶対にハズレがありません。
船内で知り合った味に厳しい(?)おばさまたちも「お魚料理は美味しいわ」と大満足のようでした。
デザートはアイスクリームボンベ”ディプロメイト”。
名前を聞いただけでは何が何やら?といった感じです。
バニラ・ストロベリー・チョコのアイスをメレンゲで覆って炙ったもの。
マシュマロのようにほわほわのメレンゲがなんとも美味しい。
ただ、かなりのボリューミーな量です。
と、ここでレストランの照明が落ちて、プリンセスクルーズ名物「ベイクドアラスカパレード」が始まりました。
ウェイターたちがベイクドアラスカと呼ばれるケーキを持ってダイニングを練り歩きます。
ちなみにさっき僕が食べた、アイスクリームボンベなんちゃらかんちゃらがベイクドアラスカのようです。
(画像のタップ/クリックで動画が始まります)
乗客たちはナプキンを回してウェイターたちを迎えて、大盛り上がり。
最後まで大いに楽しませてくれるディナーでした。
夕食後のショーイベントは、クリス・ワトキンスさんのステージ。
圧巻のバイオリン演奏でした。
まだまだ船内を満喫したいところですが、部屋へ戻り荷造りをしなくてはいけません。
クルーズ船は下船する前日に荷物をまとめて、夜の10時までに部屋の外に出しておかなくてはいけないんです。
と言うことで、部屋に戻りせっせと荷造り。
もうすでに部屋の外にトランクを出している人もおり、焦ります。
クルーズ最終日の余韻に浸りたいところですが、なかなかそうもいきません。