コスタネオロマンチカの日本海クルーズ、いよいよ最終日。
舞鶴に到着するのは午後。
残された時間、めいっぱい楽しみたいと思います。
船は舞鶴に向けて航海中。
この日も天気は雨。
境港あたりから、妖怪「雨降り小僧」が付いてきたのかもしれません。
クルーズ最後の朝食です。
この日は、パンを配り歩いていました。
デニッシュが魅力的。
デニッシュとチョココルネ風のパン。
フォカッチャもあります。
コスタクルーズは、菓子パンの種類がとても豊富。
もちろん、おかず系メニューも充実してますよ。
昨日気づいた有料コーヒー。
もっと飲んどけばよかった。
ノンアルコールカクテルも飲み納めです。
全種類飲んだ結果、パッションフルーツカイピロスカが一番のお気に入り。
通常のクルーズでは、下船日は朝から下船モードで忙しない雰囲気です。
コスタクルーズの日本海クルーズは、下船日がみんなバラバラ。
しかも舞鶴下船は、午後。
なので下船日にもかかわらず、イベントを楽しむ余裕までありました。
ダンスレッスンにも参加。
プロがダンスのステップを教えてくれます。
舞鶴に近づくにつれて、天気も回復。
さらば、雨降り小僧。
舞鶴港にほぼ到着。
でも、まだ下船しませんよ。
最後の昼食をいただきます。
ムール貝のフライ。
一つあたりが小さくて、牡蠣に比べるとあっさり。
サイゼリアのポップコーンシュリンプのムール貝バーションといった感じ。
おつまみ感覚でパクパク食べられます。
魚のスープ。
魚介の旨味がぎゅっと詰まっています。
具のない濃厚なブイヤベースみたいなイメージ。
ワカメの味噌汁。
オーソドックスな味噌汁です。
日本に帰ってきたのにわざわざ味噌汁を頼まんでも……。
という気もしますが、どこで飲んでも味噌汁は良いものです。
ラム肉&ローズマリーソースのフェレットパスタ。
きし麺のような極太のパスタです。
粗いラム肉のひき肉ともちもちの麺が絡んで、非常に美味。
食べ応えもあります。
ボロネーゼソースのスパゲッティです。
今回のクルーズでは2度目のボロネーゼパスタ。
ソースたっぷりでおいしい。
「こんなの食べたことない!」
という目新しさはありませんが、安心感のある美味しさです。
メインその1はとんかつ。
カレーソースでいただきます。
なんともお上品なとんかつ。
ちょっと大きめの一口かつ、といった感じです。
パスタの大容量ドーン!ソースどばーっ!の勢いをとんかつにも少し分けてほしい。
ちなみに味は、カツカレーです。
メインその2。
トスカーナ風ブレッドと牛肉のスライス。
薄切りの牛肉がローストビーフのようでおいしい。
オープンサンドのような一品です。
デザートのストロベリームース。
無糖なのでヘルシーです。
甘酸っぱいイチゴの風味でさっぱり食べられます。
コーヒーも注文。
今回のクルーズ最後のコーヒーです。
いよいよ下船です。
舞鶴港に戻ってきました。
下船すると、シャトルバスが待機しているので、それに乗ります。
そのまま駐車場へ直行。
ほとんど歩くことなく、船から車へ移動できるのは本当に助かります。
せっかく車なので帰りも観光しようかと考えました。
が、いかんせん時間が中途半端。
結局、そのまま帰ることにしました。
ちなみに、舞鶴港から京都市内へはけっこう遠くて、電車だと片道1時間半から2時間弱かかります。
往復4時間となると、午後から観光するにはちょっと遠すぎるかもしれません。
「せっかく京都に来たんだから、京都を観光したいよね」
という場合は、クルーズ主催のツアーに申し込むのがベスト。
舞鶴以外で観光するなら、おすすめは天橋立。
電車で30分から50分で行けます。
舞鶴港近辺も、赤レンガパークや海上自衛隊の北吸桟橋など見どころがたくさん。
舞鶴市内だけでも充分楽しめます。
同じ日本発着船である、ダイヤモンドプリンセスとコスタクルーズを比較してみました。
「ダイヤモンドプリンセスとコスタクルーズで迷ってる」
という人の参考になれば幸いです。
ダイヤモンドプリンセスに比べて、コスタクルーズは
・日本語があまり通じない
・日本人スタッフが少ない
・客層が若い
といったデメリットがあります。
ダイヤモンドプリンセスと比べると圧倒的に日本語が通じません。
料理のオーダー程度なら問題ありませんが、何かトラブルがあった時などはちょっと不安です。
あと、乗客はファミリーが多いので、その点は好き嫌いが分かれるかもしれません。
私たちが乗船したのはちょうど夏休み期間中。
船内は常に週末のショッピングモールのようなにぎやかさでした。
とは言え、船内には落ち着いて過ごせる場所もたくさんあります。
そういったお気に入りの場所を見つけておけば、のんびりクルーズを楽しむことができます。
一方で、コスタクルーズで良かった点は
・ドリンクパッケージがお得
・有料レストランが美味しい
・クルーがフレンドリー
ドリンクパッケージに関しては、コスタセレーナになってクルーズ代金込みになりました。
つまり、「乗船した全ての人が飲み放題」ということになります。
「どこで採算を取ってるんだろう?」
ってちょっと不安になるくらいです。
あと、有料レストランのクオリティがとても高いと思いました。
クルーズ代金が比較的リーズナブルなので、その分、船内で贅沢に過ごすのもアリです。
ダイヤモンドプリンセスと比べると、コスタクルーズはクルーもくだけた感じです。
人によっては
「マナーがなっとらん!」
と不快に感じる人もいるかもしれませんが、私は海外っぽくていいなぁと思います。
ダイヤモンドプリンセスはどちらかというと、個人旅行経験がほとんどない人向け。
コスタクルーズは、海外旅行も含めて個人旅行経験がある人向けといった印象を受けました。