コスタネオロマンチカの日本海クルーズ、3日目の寄港地は鳥取県の境港。
あいにくの雨でしたが、観光を強行。
朝食はダイニングレストランでいただくことにしました。
実は、ダイニングレストランもブッフェレストランも内容は同じ。
どちらもブッフェ形式で、メニューも全く同じです。
個人的には落ち着いて食べられるダイニングレストランの方が好きかな。
もちろんケーキもあります。
2日目ともなると、朝からケーキを食べるのも罪悪感がありません。
ドーナツはパンにカウントします。
甘党には夢のような朝食ブッフェです。
朝食を満喫している間に境港に到着。
あいにくの雨です。
港からレンタカーも借りられるので、けっこう遠くまで足を伸ばせそう。
今回は、港からのシャトルバスで水木しげるロードへ。
水木しげるロードに到着。
駅前からすでに妖怪がわらわらいます。
水木しげる先生のありがたいお言葉。
肝に銘じます。
街頭も目玉のおやじです。
境港駅前から至る所に妖怪ポイントがあり見逃せません。
河童の泉。
漫画の世界からそのまま抜け出してきたようです。
水木しげるロードでは、人間界と妖界が入り乱れています。
うっかり妖界に足を踏み入れないよう要注意。
妖怪神社もあります。
本格的な神社で、2000年に落成入魂式が行われたそうです。
ご神体となる黒御影石には水木しげる先生自ら入魂されたのだとか。
ちなみに手前の丸い石は、目玉の親父がデザインされた手水です。
妖怪というと、なんだか怖いお化けというイメージがあります。
しかし、妖怪と一口に言っても、アマビエや座敷わらしなども妖怪の一種。
人間にとって益となる妖怪も数多く存在します。
妖怪神社で神頼みならぬ妖怪頼み。
案外、御利益が期待できるかもしれません。
鬼太郎のマンホールを発見!
マンホールも妖怪がデザインされています。
「あ、あそこにも妖怪」
「お、こんなところにも妖怪」
探して歩いていると、なかなか進みません。
寄り道しつつぼちぼち歩いて到着しました、水木しげる記念館です。
入り口には、なんと鬼太郎ご本人がいらっしゃるではないですか。
せっかくなので一緒に写真も撮ってもらいました。
ちなみに、記念館の見学を終えて出て行くときには、鬼太郎との写真撮影に長蛇の列。
早めに撮影してもらって大正解。
トイレの案内ももちろん鬼太郎デザインです。
館内は一部写真撮影が可能。
鬼太郎以外に、悪魔くんなんかも充実していましたよ。
水木しげる記念館がスゴイのは、どの年代の人が行っても楽しめること。
ゲゲゲの鬼太郎は1968年にアニメ放送を開始して、最新が2018年。
おばあちゃんから子どもまで、みんな何かしらの鬼太郎を目にしているんですね。
キャラクターのデザインも時代と共に変化していておもしろい。
でもやっぱり自分が見ていた鬼太郎に一番親しみを感じます。
鬼太郎ハウスと妖怪ポストもあります。
お庭もありますが、妖界なので入れません。
うっかり妖界から帰ってこられなくなったら大変なので、外から眺めます。
水木しげる記念館を後にして、お昼をいただくことに。
水木しげるロードにある「和泉」に来ました。
店内はすでに満席でしばらく待つことに。
注文したのは「大漁丼」。
新鮮な魚介盛り盛りです。
「あれ?量少ない?」
って最初は思いましたが、全然。
どんぶりがデカいんです。
どの魚も美味しくて、しかも一切れが分厚い。
食べ応え満点。
満足度も満点です。
観光地にも関わらず、地元の人でも賑わっていたのも納得。
水木しげるロードを折り返しつつ、妖怪を探します。
ねずみ男を発見。
うっかり握手をしたら(しましたが)悪巧みに加担させられそうですね。
かなり初期モデルの猫娘。
最新の8頭身美女の猫娘しか知らないちびっ子が見たら衝撃を受けそう。
水木しげるロードを後にして、コスタネオロマンチカに戻ってきました。
毎回、クルーズ停泊地での観光って慌ただしいのですが、今回はゆったり。
時間を気にせず観光できるのは良いですね。
ノンアルコールカクテルで一服。
今回のコスタネオロマンチカでは、ドリンクパッケージに事前に申し込んでいました。
上船前に申し込むと、確か1日1,000円ぐらい。
上船後だと、1日4,000円とかだったので、絶対に上船前に申し込んだ方がお得です。
ちなみに、後継船のコスタセレーナは全てドリンクパッケージ込みの価格になっています。
船内でのんびりくつろいだ後は夕食です。
この日はフォーマルナイト。
フォーマルな服装でダイニングレストランへ向かいます。
フォーマルといっても、結婚式の2次会ぐらい。
コスタネオロマンチカの場合は、さらにもっとゆるい感じでした。
中には
「いや、その服装は絶対にカジュアルやん」
という人もいたので、あまり深刻に考える必要はなさそうです。
前菜のマグロのたたき。
おしゃれなマグロのたたきです。
リングイネパスタ。
パスタは欠かせません。
安定のおいしさ。
ジェノベーゼソースのジティパスタ。
想像していたジェノベーゼソースとはかなり違います。
が、これはこれで美味しい。
長いマカロニのようなものがジティパスタです。
さすがイタリア船。
バラエティに富んだパスタを毎日食べることができます。
サーモンのパイ包み。
けっこうボリュームのある一品でした。
ナポリタン風チーズ肉巻き。
和食や韓国料理など様々の料理がありますが、やはり美味しいのはイタリア料理。
「いっそのこと、全部イタリアンのメニューでも構わないのに」
と思いました。
デザートはシチリア風カンノーリ。
朝食ブッフェでも同じようなデザートを見たような気が……。
あ、でも何度食べても美味しいので全然問題ありません。
食後は、メインホールでクルーの紹介です。
なんだか最終日っぽい雰囲気。
コスタネオロマンチカの日本海周遊クルーズは、発着地が複数あります。
そのため、私にとっての初日が他の乗客には最終日ということも。
コスタネオロマンチカの日本海周遊クルーズは、釜山を起点としてイベントスケジュールを組んでいるように思われました。
確かに釜山と福岡から乗船する人が圧倒的に多かったです。
翌日の寄港地が釜山なので、クルーズ最終日の人がきっと多いんでしょうね。
「なんかものすごく人が集まってる」
と行ってみると、ケーキバイキング。
さっき、夕食を食べたばっかりなのに……。
「やっぱりさっきのケーキ、食べときゃ良かったかな」
と船内をうろついていると、一風堂監修のラーメンを発見!
これはぜひとも食べてみたい。
ということで注文しました。
実際に食べてみると、かなり本格的な味。
ただ値段の割に量が少ないように思いました。
麺に対してもやし率がやや高めです。
スープも個人的にはもっとアチアチの方が好み。
ただ、夜食として食べるにはちょうどいい感じ。
食後でもペロッとおいしくいただけました。
再びメインホールでショーを観劇します。
今回は「バーレスク」。
説明に「セクシーなんちゃらかんちゃら」とあったので、
「えええっ?船内でセクシーショーとか大丈夫?」
と衝撃を受けましたが、健全なショーです。
大人な雰囲気のオシャレなショーといった感じです。
セクシーショー(?)を堪能して3日目は終了。
あいにくの雨でしたが、水木しげるロードも楽しめました。
今回は境港周辺を観光しましたが、レンタカーを利用すると、松江城や足立美術館、大山などにも行けるそうです。
次回訪れた際には、もう少し遠くまで足を伸ばしてみようと思います。
明日はいよいよ国外脱出。
釜山に寄港します。