漢中王設壇処を後にして、車で蜀の桟道こと明月峡古桟道へと向かいます。
車はずんずんと山道へ入っていきます。
漢中から約1時間か1時間半ぐらいで到着しました。
断崖絶壁に穴を開け木材の支柱を差し込み作られた蜀の桟道。
その桟道そのものは歩けませんが、一部補強された部分は遊歩道として歩けます。
その後、この近郊はお茶が美味しいということで、蜀の桟道から帰る途中で立ち寄ることになりました。
明月峡古桟道に向かう途中にあった巨大な鼎。
明月峡古桟道につきました。
駐車場のある入口からカート(?)のようなものに乗って、途中まで一気に進んでいきます。
猛スピードで進むのでしがみつくのに必死で、景色を楽しむどころではありませんでした。
1969年に建設されたというダムです。
ダム湖は遊覧できるそうですが、この日は数週間前の洪水の影響で、上流から流れてきたゴミがわんさか溜まっていて、遊覧どころではありませんでした。
ダムからの風景。
水が濁っていますね。
普段はこんなこと無く、風光明媚だそうです。
三国志時代から残る蜀の桟道です。
危険なので今はもう立ち入り禁止です。
こちらがリニューアルされた桟道。
どこまで続いているんだろう・・・。
途中で引き返してきたのでわかりません。
明月峡古桟道はすっかり観光地と化しています。
秘境温泉旅館みたいです。
虎に見えるという虎石。
帰りもカートにしがみついて、入口まで猛スピードで届けてもらいました。
漢中まで戻ってきました。
漢中のお茶屋さんの近くにあった、劉邦が漢王になったという場所。
三国志時代よりもさらに数百年も前の話。
何気にスゴイ!
漢中はお茶の名産地という事で、ガイドさんにお願いし急きょお茶を買いに行くことに。
漢中に住んでいるガイドさんがいつも利用しているというお茶屋さん。
自家農園なので安くて、安全。
試飲させてもらいました。
高級なお茶らしいです。
高級そうな芳醇な香りがしました。
お茶屋のお母さん。
あなたまだこれ飲んで無いでしょ、これも、これも、これも・・・と次々にお茶が出てきます。
お腹がちゃぷちゃぷです。
緑茶と言っても、日本の緑茶とは全く違った味と香りです。
日本茶ほど渋さが無く、色も鮮やかではありませんが、また違った美味しさがあります。
試飲してみて美味しかったお茶を80グラムほど購入しました。
後日、空港でもお茶を売っていたので見ましたが、確かに、こちらの方が断然安かったです。
空港は基本的に高いので当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
続いて、夕食ですが、お茶の影響で、お腹が全く空いていない・・・。
コメント